学校も、みんなも1年生/統合で誕生、新・新和小で入学式 弘前
青森県内の小中学校に先駆け、弘前市の多くの小中学校が6日、入学式を行った。真新しいランドセルを背負った児童や、少し大きめの制服に身を包んだ生徒たちが希望を胸に、式に臨んだ。3小学校の統合によって今春誕生した新・新和(にいな)小学校は初めての入学児童23人を迎え、全校155人で新たなスタートを切った。 新1年生は保護者や在校生代表の6年生、教職員らが見守る中、期待と不安の入り交じった様子で体育館へ。担任教諭から1人ずつ名前を呼ばれると、マスクを着けたまま元気よく返事をして「よろしくお願いします」とあいさつした。 今由香理校長は「一生懸命遊び、勉強し、笑顔いっぱいの新和小にしましょう」と呼び掛けた。佐藤紗羅さん(6年)は「この新和小も皆さんと同じ、ぴかぴかの一年生。一緒に新しい小学校で新しい仲間と楽しく過ごしましょう」と歓迎の言葉を述べた。 同小は新和中学校区の新和、小友、三和の3小学校を統合して誕生。入学式の前に2年生以上の児童らが集まり、開校式を行った。 県教委によるとこの日、中南地区の32小学校と16中学校が入学式を行った。県内小中学校の8割以上は7日に入学式を開催する。