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コロナ時代、妊活中なのにテレワークできない人へのエール

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Suits-woman.jp

世の中テレワークが推奨されていますが、テレワークができるのは実は一部の人に過ぎません。コロナ状況下にあって、通院かつ通勤されている方へのアドバイスを、認定不妊カウンセラーの笛吹和代さんに聞きました。

中小企業だからこそ相談の余地はある

通勤中や職場での感染リスクを考えれば、テレワークできるに越したことはありません。しかし医療関係や保育、介護、物流、ライフラインに携わるお仕事をはじめとして、通勤が必要な方もたくさんいらっしゃることでしょう。 コロナ禍が続く今、通院に加えて通勤しながらの妊活や不妊治療をできるだけローリスクで続けていくには、どんな対策が必要でしょうか。 妊活中や不妊治療中の人は、いつ妊娠してもおかしくない状態。仕事の内容や通勤環境によりますが、少なくともラッシュの時間に混んだ電車(満員でなくても)での通勤は避けたいところです。また、仕事の特性上、3密にならざるを得ないような職場であるなら、なんとかそれを避ける方法を見つけないといけないと思います。 大企業はともかく、中小企業の多くは妊活や不妊治療に関する支援に関する制度はまだ十分とは言えない状況です。しかし、それはまったく支援策を講じないという意味ではありません。会社が小規模である分、小回りが利く、機転が利く余地もあるのではないでしょうか。 まずは上司など、しかるべき人に妊活・不妊治療中であることを伝え、出勤時間や職場の問題について話し合ってください。通勤時間を、少なくともラッシュからずらしてもらえるかもしれません。クルマ通勤が不可だった場合でも、特例で認めてもらえるかもしれません。なるべく3密にならない業務への異動や、なるべく換気しやすい部屋に変えてもらうなどの対処をしてもらえないものかどうか。ぜひ話し合いの機会を持っていただきたいと思います。 また、厚生労働省から「新型コロナウイルス感染症に関する母性健康管理措置について」(https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_11129.html)の規定が定められました。期間は令和2年5月7日~令和3年1月31日までです。 厚生労働省が出している資料には、 『妊娠中の女性労働者が、保健指導・健康診査を受けた結果、その作業等における新型コロナウイルス感染症への感染のおそれに関する心理的なストレスが母体又は胎児の健康保持に影響があるとして、主治医や助産師から指導を受け、それを事業主に申し出た場合、事業主は、この指導に基づいて必要な措置を講じなければなりません。』と記されています。 残念ながらこれらには不妊治療中の女性は含まれていませんが、妊娠がわかった後は申し出ができますので、覚えておいていただければと思います。

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