ソラシド、2月減便率55%に 9路線432便追加
ソラシドエア(SNJ/6J)は1月28日、2月11日から28日まで9路線432便を追加減便すると発表した。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染再拡大に伴う需要減退によるもので、2月の減便率は55%に上昇する。 今回の追加では、追加前に減便を予定していなかった中部-鹿児島線も対象に加わった。ソラシドは国内線13路線を運航しており、羽田発着の宮崎と熊本、長崎、大分、鹿児島の5路線と、那覇発着の神戸と中部の2路線、中部-宮崎線の計8路線も追加減便が発生する。 残りの4路線のうち、那覇-福岡線と那覇-鹿児島線は2月は全便の運休を発表済み。宮崎-那覇と那覇-石垣の2路線は運休せず、1日1往復ずつ全便を運航する。 追加減便により、2月は1236便を運休する。減便率は追加前の36%から19ポイント悪化する。これまでの減便率を見ると、2020年4月が38%、5月が65%、6月が最も高い70%、7月が33%、8月が11%、9月が42%、10月が40%、11月が18%、12月が17%、今年1月は23%と推移している。
Yusuke KOHASE