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二宮和也主演「浅田家!」が日本映画初の最優秀アジア映画賞

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サンケイスポーツ

 欧州を代表する映画祭の一つとして知られる第36回ワルシャワ国際映画祭の授賞式が日本時間17日深夜、同市内で開催され、嵐・二宮和也(37)の主演映画「浅田家!」(中野量太監督)が最優秀アジア映画賞を受賞した。36年の歴史を持つ同映画祭で日本映画が同賞に輝くのは初。コロナ禍で出席できなかった二宮は18日に快挙と現地の盛況を知り、「人から人へ気持ちが伝わったことがうれしい」とコメント。国を越えた感動の共有に胸を熱くした。  約8570キロ離れたポーランドの首都・ワルシャワから東京に届いた吉報を知ったのは18日朝。  コメントを寄せた二宮は「朝起きて(受賞の)知らせが深夜にきていたことを知り、大変驚きました。まずは監督、おめでとうございます!」と興奮冷めやらない様子で中野量太監督(47)と喜びを分かち合った  日本時間17日深夜に開催された授賞式で、二宮の主演作「浅田家!」が対象の12作品から最優秀アジア映画賞を受賞。ワルシャワ国際映画祭では、2007年に革新的な作品が集まるフリースピリットコンペ部門で「腑抜けども、悲しみの愛を見せろ」(吉田大八監督)が大賞を受賞したが、邦画が最優秀アジア映画賞を獲得するのは初の快挙となる。  「浅田家!」は現地時間14日にプレミア上映。東日本大震災で泥だらけになった写真を甦らせるボランティア活動を行った写真家、浅田政志氏が家族のコスプレ姿を収めた2冊の写真集が原案で、二宮は家族を巻き込み活躍するユニークな写真家を好演。366席の映画館・マルチキノは多くの爆笑に包まれた。  審査委員は「現在の混沌とした時代にこそ必要とされる希望に満ちた作品。誰もが大きな心を持ち、純粋な夢を決して諦めないユニークな家族の悲しみと喜びの描写が素晴らしい」と絶賛した。  現地の熱狂ぶりに二宮は「人から人へ気持ちが伝わったことがうれしい」と感激。コロナ禍で「映画館という場所に人が戻ってきて、お客さんが『よかった』と言ってくれる作品を作れたことが何より素晴らしいと思います」と改めて希望を見い出していた。  「浅田家!」は今回、国際コンペ部門に出品。15作品で最高賞のワルシャワ・グランプリを争ったが、こちらはあと一歩届かなった。  二宮の作品が国際映画祭に出品されるのは06年の「硫黄島からの手紙」(クリント・イーストウッド監督、渡辺謙主演)など4作目。「硫黄島-」は米アカデミー賞の音響編集賞など多数の賞を受賞している。

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