オスプレイ「これまでに見られなかった機材の不具合」陸自も飛行停止
オスプレイの飛行停止措置についてアメリカ側は「これまで見られなかった機材の不具合が確認された」と説明する一方、政府は「アメリカ側に詳細を確認中」と述べるに留めています。 【写真を見る】オスプレイ「これまでに見られなかった機材の不具合」陸自も飛行停止 オスプレイをめぐっては去年11月、鹿児島県屋久島沖でアメリカ軍のオスプレイが墜落し、アメリカ空軍の乗員8人が死亡する事故がありました。 この事故からおよそ3か月後、事故原因の詳細な説明がないままオスプレイは飛行を再開しましたが10月には、与那国駐屯地で自衛隊のオスプレイの左翼が地面に接触し、機体の一部を損傷。 そして今回、アメリカ軍は、アメリカ本土の所属機の先月の訓練中に、「これまでにみられなかった機材の不具合があった」と明らかにし、機材の不具合が飛行停止の原因だと認めています。 一方、陸上自衛隊はきょう午後、急きょ、保有するオスプレイ全機の飛行を当面の間、「見合わせる」としました。 ▼防衛省 安居院公仁 報道官 「安全確保を優先する観点から任務飛行を除きまして、本日から一時的に飛行を見合わせているところ」 アメリカ軍がなぜオスプレイの運用を停止したのか明確な理由が分からず、自衛隊としても運用を「見合わせ」たかたちです。
琉球放送