前線と低気圧で激しい雨 倒木に避難も ピーク過ぎるも土砂災害に注意
テレビ静岡
13日夜から14日朝にかけて、静岡県内は激しい雨となり、一時大雨警報や避難指示が出されました。引き続き、土砂災害などに注意が必要です。 前線や低気圧の影響で、13日夜から14日朝にかけて、県内には活発な雨雲がかかり、雨脚が強まりました。 12日の降り始めから14日午前11時半までの雨量は、伊豆市の天城山で329.5ミリ、静岡空港で247.5ミリ、菊川牧之原で218ミリに達しました。 この雨の影響で被害も出ています。 13日午後10時頃、伊東市鎌田の県道・伊東修善寺線で法面の土砂が崩れ、木が道路に倒れました。県による作業が進められ、午後には片側交互通行ができるようになりました。 また一時「大雨警報」が西部・中部南・伊豆の広い範囲に、「土砂災害警戒情報」が下田市と南伊豆町に出されました。いずれも正午までに解除されています。 この他、警戒レベル4の「避難指示」とレベル3「高齢者等避難」が発令されて避難所が開設され、熱海市・下田市・東伊豆町・西伊豆町4つの市と町で合わせて10人が一時身を寄せました。 雨雲は東へと進んで大雨のピークは過ぎましたが、気象台は、引き続き土砂災害や河川の増水などに注意するよう呼びかけています。
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