更迭の噂も根強いペレス……2025年もレッドブルのマシンを”100%”走らせると断言「契約の詳細を公に話すことはしないけどね」
レッドブルのセルジオ・ペレスは、自身の契約内容の詳細について語るつもりはないとしつつも、2025年には100%レッドブル・レーシングのマシンでドライブすると主張した。 【動画】角田裕毅がインディカーのマシンをドライブ! 今年の6月にレッドブルとの契約を延長したペレスだが、それ以降一度も表彰台に上がることすらできず、ラスベガスGPを終えた段階ではドライバーズランキング8番手となってしまっている。 一方でチームメイトのマックス・フェルスタッペンは、4年連続でのドライバーズチャンピオンを決めた。ただ前述のようにペレスの成績が振るわないため、レッドブルはコンストラクターズランキング3連覇達成に黄色信号が点っている。現時点ではランキング3番手である。 そんな状況から、ペレスは契約を早期に解除され、今季限りで更迭されることになるのではないかという噂が根強く上がっている。この事態を受けてレッドブルは、最終戦アブダビGP後に会議を行ない、来季のドライバーラインアップについて検討する予定だという。 ペレスが更迭されることになった場合の後任候補としては、現RBの角田裕毅とリアム・ローソン、そして今季途中でウイリアムズから急遽デビューし、印象的な活躍を見せているフランコ・コラピントらの名前が挙がっている。 ただカタールGPの木曜会見に登場したペレスは、来季もレッドブル・レーシングのマシンを走らせると断言した。 契約書には、”2025年シーズンにレッドブル・レーシングのマシンを走らせる”と書かれているのかと尋ねられたペレスは、次のように語った。 「僕はそういうことは話さないよ」 そうペレスは言う。 「僕は14年間このスポーツに携わっているけど、自分の契約について公に話すことはない。だから、そういうことについてはコメントしない」 「僕は自分がどこにいるのかについては正確に理解しているけど、その詳細を公に話すことはしない」 そして「2025年にレッドブル・レーシングでレースをすると、100%確信できるか」と尋ねられたペレスは、ひと言こう答えた。 「そうだ。その通りだ」
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