「佐賀県警にとって大きな自信」本部長が離任会見、国スポで皇族を警備
11月25日付で皇宮警察本部副本部長に異動
佐賀県警の長村順也本部長(50)は22日、県警本部で離任の記者会見を開いた。1年8カ月間の佐賀勤務で印象に残った仕事として、10月に開催された国民スポーツ大会・全国障害者スポーツ大会の警備を挙げ、「佐賀県警にとって大きな自信になった」と述べた。 【写真】国スポ総合開会式で笑顔で入場する県選手団 大会期間中は天皇、皇后両陛下や長女愛子さまら、多くの皇族が県内を訪問された。警察庁警備3課長だった長村氏は2023年3月の着任後、多くの県警職員が通常業務をこなしながら警備に当たる体制を構築した。今月25日付で皇宮警察本部副本部長に異動する。 在任中に注力したことについて問われると、部下に対してただ命令をするだけでなく、「なるべく(部下の)話を聞き、納得感を持って、みんなで県民のための仕事ができるよう意を尽くした」と振り返った。 後任には大阪府警刑事部長の福田英之氏(50)が就く。 (才木希)
西日本新聞