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庶民の足がスポーツカーに変貌!? 大衆車ベースの高性能車5選

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くるまのニュース

1980年代に次々と登場した高性能なベーシックカーを振り返る

 いまではあまり耳にすることはありませんが、かつて一般庶民のためのクルマを「大衆車」と呼んでいました。昭和の時代では、大衆車の代表といえばトヨタ「カローラ」や日産「サニー」が挙げられます。 【画像】とにかくカッコいい! 往年のスポコンを見る(21枚)

 現在は大衆車というカテゴリーは存在しませんが、しいて挙げるなら軽自動車やミニバン、コンパクトカーといったところです。  1970年代にマイカーが急速に普及し、1980年代には大衆車でも高性能化が進み、なかにはスポーツカー並かそれ以上の性能のモデルも誕生。  そこで、1980年代にデビューしたベーシックカーの高性能グレードを、5車種ピックアップして紹介します。

●日産「マーチスーパーターボ」

 日産は1970年代に、世界的な流れからコンパクトカーのFF化を進め、「チェリー」や後継車の「パルサー」を発売しました。  一方、ライバルに対抗して、グローバルで展開できるさらに小型のベーシックカーの開発に着手。そして1982年に発売されたのが次世代コンパクトカー「マーチ」です。  デザインは巨匠ジョルジェット・ジウジアーロが手掛け、装飾は最低限に抑えながら機能的な造形を実現し、安価なベーシックカーとして国内外でヒットしました。  1985年にはターボ時代の到来から、最高出力85馬力(グロス)を発揮する1リッター直列4気筒SOHCターボエンジンを搭載した「マーチ ターボ」をラインナップ。  また、1988年にモータースポーツベース車両の「マーチ R」を発売し、排気量を987ccから930ccにダウンサイジングし、ターボチャージャーとスーパーチャージャーの2種類の過給機が装着された、日本初のツインチャージャーエンジンを搭載。最高出力は110馬力(グロス)を誇りました。  低回転域ではスーパーチャージャーによる過給で、高回転域ではターボチャージャーの過給も加わることで、全域で高性能化を達成する、当時としてはまさに競技用といえるエンジンです。  そして、1989年にはマーチRと同じエンジンを搭載し、普段使いできるように装備を加えた「マーチ スーパーターボ」が登場。ハイパワーなFF車ですがパワーステアリングは装着されず、ドライブフィールはかなり過激でした。  ベーシックなマーチが57馬力(グロス)でしたから、スーパーターボは2倍近い出力を発揮していたことで、シャシ性能が追いついていなかったのが、いかにも昭和の高性能車です。

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