M1 Macユーザーは絶対要る! ポート不足を解消するOWC Thunderbolt Hub
M1チップを搭載したMacBook Airは素晴らしい。 しかし、筆者のように、MacBook Proなどの上位モデルから乗り換えた人間にとっては、ひとつ問題がある。 ポートが足りないのだ。
素晴らしいM1 Macだが、ひとつ問題がある
もともと2ポートモデルを使ってた人は、それほど感じないかもしれないが、筆者のように元々4ポートモデルを使っていた人にとっては、いくらM1 Macが素晴らしいからといって、ポートが減ると困る。 たとえば、筆者の場合、LG 5Kディスプレイの接続が電源を兼ねてはいるが、それでもディスプレイとSSDを接続すると、もうそれ以上接続できない。 その状態で、SDカードを読むこともできないし、マウスやキーボードを接続することもできない。最近は、ビデオ会議用にウェブカメラや、マイク、ヘッドセットなどを接続しなければならないことも多いが、それも接続できない。とにかく圧倒的にポートが足りないのだ。 M1には、Thunderboltのコントローラが2ポート分しかないということなので、この問題はM1 MacBook Pro(2ポート)や、M1 Mac miniでも共通だ。
困難な、Thunderbolt 3の拡張
となると誰もが考えるのが、ハブを接続することだろうが、筆者の知る限りThunderboltケーブルを拡張できるハブは販売されていないのだ。Thunderbolt 3の仕様としては、デイジーチェーンも、ツリー状にも接続できるはずなのだが、なぜかそういうハブが売っていない。 おそらく技術的に難しいのだと思う。Thunderbolt 3は、データを40Gbps、100Wまでの電源を繋げるという仕様。それを分岐させて、それぞれに性能保証をする、その技術的ハードルが高いのだろう。 しかし! ついに、そんな製品が発売された。 やってくれたのは激速のSSDなどを販売するOWCだ。
ポートを大幅に拡大。電源供給も
ご覧のように背面には、3つのThunderbolt 4ポートが並ぶ。 さらに、電源アダプター用のコネクターと、Kensingtonロックのホール。60W出力ということなので、十分な電源を供給するには、電源が要るこれは分かる。 表側には、Macに繋ぐためのThunderbolt 4ポートが設けられている。