「ほぼ切らない冷やし中華」レシピ 流水麺やカニカマでサクッと完成!
夏になるとやっぱり食べたくなる、冷やし中華。でも具材を切りそろえるの、けっこう面倒なんですよね。 【画像】毎日3食 エンドレス炊事がつらい。楽になる便利商品は? 「冷やし中華でいいよ、なんて言われると腹が立つ」ってなトピックも、毎年のおなじみ。そこで、私なりの「ほぼ切らない冷やし中華」のレシピを今回はご紹介します。 ■材料(1人前) ・水でほぐせるタイプの中華麺:1つ(タレ付きのもの)・たまご:1個・カイワレ:適量・カニカマ:適量・サラダチキン:適量・油:少々 以上です。ちなみに作り始めてから完成まで、私がやって6分ぐらい。 2人前作ってもほぼ時間は変わりません。初めてでも10分ぐらいで完成すると思いますよ。ちなみにやることと言えば、 麺 → タレで和えるたまご → 炒りたまごにするカイワレ → 根を切る。包丁使うのはここだけ! カニカマ → ほぐすサラダチキン → ほぐす。私はほぐれているタイプを買ってきます さあ、作り始めましょう。 まず鍋に油を少量ひいて、溶きたまごを入れて、軽く炒ります。細かくする必要なし! そのほうが食べごたえがあって、満足度も上がります。ざっくりでいいですよー。 次は、麺の用意。 ゆで不要で、水やタレにさらせばすぐに使えるタイプの麺。使われたことありますか? 手軽さをとりたいときの大きな味方。冷やし中華のタレとセットになったものが夏季はスーパーでよく売られています。 ボウルなどに麺を入れてタレをかけ、箸でほぐすように和えます。これだけ! 次にカイワレを切りましょう。包丁を使うのはここのみ。さあ、お皿に麺を盛ってください。カイワレ、カニカマ、サラダチキン、炒りたまごをのせて、付属のタレをかけて……。 できあがり!! やっぱり赤、黄、緑が揃うと食欲をそそりますね。以上が基本の作り方です! 麺をボウルに移さず、お皿の上でタレと和えれば、洗い物はさらに少なくてすみますよ。
ちょい足しでおいしさアップ
もうちょい手間かけてもいいかな、という方へ、3点ほど味わいアップのポイントを。 付属のタレに、レモン、またはスダチやカボスをひとしぼりするとグンと風味がよくなり、これだけで手づくり感が増します。 ゴマ油1~2滴プラスもおすすめ。入れすぎるとベトつくので用心してくださいね。 今回は使いませんでしたが、トマトを足したい場合は付属ダレに漬けておくと、トマトもタレ自体もおいしくなります。20分ぐらいを目安に漬けてください。 あと、冷やし中華のおいしさって「麺の冷たさ」が大きいと私は考えます。なので、ちょっと手間増えちゃうのですが、麺を一度冷水でほぐして、ざるで水気をしっかり切ってからタレをかけるとおいしさアップ。 私は夏場、水道水を容器につめて冷蔵庫に入れておき、「冷やし麺をしめる用の水」を常備してます。場所をとるのが難点なんですけどね(笑)。 ちなみに水でほぐせる麺は、そばやうどん、そうめんなどもあり、各メーカーから出ていますよ。余裕があればキュウリやミョウガ、もどしたキクラゲなどを刻んで加えるもよし。冷やし中華もそのときの自分の状態に応じて、いろいろ作り分けていきたいですな。 白央篤司(はくおう あつし) ローカルフードや「暮らしと食」をテーマとするフードライター。2020年2月に新刊『たまごかけご飯だって、立派な自炊です。』(家の光協会)が発売になりました。パートナーとのふたり暮らしは5年目、炊事全般と平日の洗濯、猫2匹の世話を担当中。http://hakuoatsushi.hatenablog.com/
白央篤司