石川の聖火リレー出発式で伝統芸能を披露予定
5月31日と6月1日に石川県内で実施する東京五輪聖火リレーの県実行委員会が24日、開かれ、出発式と聖火到着式(セレブレーション)で伝統芸能を披露することや、新型コロナウイルスの感染対策を踏まえた式の実施などの概要が承認された。 概要では、1日目は、加賀市役所の出発式で「山代大田楽」が、金沢城公園三の丸広場(金沢市)のセレブレーションで「素囃子」、「加賀鳶梯子登り」などが披露される。 2日目は、輪島キリコ会館(輪島市)の出発式で「御陣乗太鼓」が、和倉温泉湯っ足りパーク(七尾市)のセレブレーションで「七尾まだら」や「でか山子ども木遣り」などが行われる。
また、3000人程度の観覧者を予定していたセレブレーションは、感染対策のため、両日とも500~1000人程度に制限する。観覧には、事前予約が必要で、県は4月中に予約の受け付けを始めたいとしている。 県スポーツ振興課の粟津勤課長は「コロナ対策を万全にして、安心感のある中で皆さんが盛り上がれるような聖火リレーをしたい」と述べた。