手越祐也さんと稲刈り 福島県郡山市の小学生ら130人参加 雨に負けず笑顔で作業
アーティストの手越祐也さんと福島県郡山市の小学生らは23日、市内西田町で稲刈り体験を行った。 手越さんと市内のプラットふくしま、西田町アグリプロジェクトによる「手越村プロジェクト」の一環。西田学園や金透小の児童、市国際交流協会員、地元住民ら約130人が参加した。 参加者は丁寧に稲を刈り、稲を乾燥させる棒がけなどにも挑戦した。小雨により、ぬかるみに苦戦しつつ、笑顔で作業に当たった。収穫後は新米と地元野菜を使った豚汁を味わった。 手越さんは「おコメを食べられるありがたみや、日本食のおいしさが少しでも伝わったらうれしい」と振り返った。市内西田町出身の両親と共に参加した喜多方市の橋本湊ちゃん(4)は「刈るのが楽しかった。食べるのが待ちきれない」とほほ笑んだ。 収穫されたコメはプラットふくしまのホームページから購入できる。売り上げは市内の子どもや農業への支援に役立てられる。 (郡山版)