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20年の世界アルミ新地金需給、需要大幅減で供給過剰344万トン―住友商事予測

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鉄鋼新聞

 住友商事・軽金属事業部はこのほど「アルミ地金2020年7月回顧と展望」をまとめ、20年のアルミ新地金需給は344万6千トンの供給過剰との見通しを示した。供給は中国を中心に堅調に推移する一方、需要は新型コロナウイルス感染拡大を背景に大幅に減少した。  アルミ新地金の世界需要は前年比6%減の6122万2千トンの見通し。最大消費国の中国の落ち込みは限定的とする一方、欧州・アジア(中国・日本を除く)・南北アメリカでは前年比100万トン近くの減少を予測した。一方で供給は同ウイルスの影響で一部減産があったものの同2・5%増の6466万8千トンと見通した。  最大生産・消費国である中国の単独需給は105万1千トンの供給過剰。自動車生産など中国経済は急回復が観測されており、需要は同0・8%減の微減にとどまった。供給は同4・6%増となった。また、中国は新規製錬所の立ち上げもあり、20年以降も供給拡大が見込まれる。 先物価格は/1700ドル中心を予想  ロンドン金属取引所(LME)3カ月先物価格については10月以降1700ドルを中心に1600~1800ドルの狭いレンジでの推移を予想。同ウイルスによる経済活動の停滞・回復とコモディティ市場への資金流入が大きなテーマとの見解を述べた。  また、LMEアルミ価格に上乗せされる対日プレミアム(割増金)価格は、アルミの主要産業の回復への期待などから第4四半期は前期比から上昇を予想した。