【遠藤さくら】が乃木坂46になって変わった、いまの心境を語る
ちなみに、プリンシパルのときは何を聴いていましたか? 「私はどんなときもLittle Glee Monsterさんです。私の中では気持ちを盛り上げたりリフレッシュしたりするために、リトグリさんの音楽は欠かせません」 なるほど。すべてを乗り越えてプリンシパルを終えたときは、自分の中で成長を感じることもあったのでは? 「自分ではそんなに変わったと強く思えないんですけど、4期生のみんなは『プリンシパルで一番殻を破れたのは、さくちゃんじゃないかな?』と言うんです」
初日と千秋楽を比べると本当に変わったと思いますし、そのあとに横浜アリーナで開催された4期生単独ライブ(’19年5月25日)での遠藤さんを観たときに、以前よりも自信に満ちているように感じましたよ。 「えっ、本当ですか? 確かに、4期生単独ライブ後にファンの方から感想を聞くと『自信を持っていたね』とか『緊張してないように見えた』とか、うれしい言葉をたくさんいただいたんですよ。でも、自分的にはそんなに自信満々ではなく、逆に自信が持てないままステージに出てしまって。なのに、そういうところが表情に出ないみたいなんです(苦笑)」
周りからの好意的な声が増えたというのは、以前とどこが違ったんでしょうね? 「意識はそれ以前とは少し変わったかもしれません。例えば、4期生単独ライブではセンターで踊らせていただくことが多かったんですが、以前だったら『私よりもほかの子のほうがいいんじゃないかな? 私は隅っこでいいのに』と思っていたと思うんです。 だけど、4期生単独ライブでセンターと言われたときは『これをやり遂げたい、成功させたい。ああ、頑張らなきゃ!』と前向きに考えられるようになっていて。そこは自分でも変わったなと思います」
PROFILE
遠藤さくら 18歳。2018年12月に乃木坂46の4期生としてデビュー。センターも経験し、注目のヒト。
----- Model:Sakura Endou Photos:Kenji Nakazato Hair&Make-up:Shinobu Igari(BEAUTRIUM) Styling:Yurika Nakano(LOVABLE) Interview:Tomokazu Nishibiro Composition:Mayuko Kobayashi