ベドウィンの新ラインが送る、ニューノーマル時代に活躍するテクニカルウェア
名作と名高いパンツ、トリップスターの生みの親であるベドウィン & ザ ハートブレイカーズ。ひねりを加えたベーシックアイテムを得意とするこのブランドに、初のテクニカルラインが誕生した。 それが「ベドウィン & ザ テクニクス」である。
2004年に、渡辺真史氏によって設立されたベドウィン。
その名は砂漠地帯で遊牧生活を送る“ベドウィン族”に由来しており、旅の途中で触れたカルチャーやスタイルを融合させたコレクションを展開する。 そして今作では渡辺氏と旧知の仲である、メッセンジャーバッグブランド「レジスタント」の木村信一氏をデザイナーに起用。それぞれが培ってきたストリートとギアの要素をミックスし、洗練された高機能ウェアを完成させた。
すべてのアイテムには、ストレッチ素材の「ソロテックス」を採用。優れた伸縮性と高い形状記憶力を兼備している。 さらに、半永久的に効力が持続する天然成分由来の抗菌&防臭機能加工をプラス。吸水速乾性も高いため、ワークアウトにも活躍してくれる。 展開するアイテムはわずか3型。オリジナルのタイダイ柄をプリントしたアイテムはどれもユニークで、インパクト抜群だ。
このロンTは、シームテープ製のポケットが左胸につく以外に特別な装飾はなく、ミニマルなルックスに仕上げている。アウターやインナーを問わず着られる優秀な一着だ。
強めのテーパードが効いたトラックパンツは、スタイリッシュなシルエットが魅力。 フロントや背部にあるポケットにはスマホや財布を収納できるため、手ぶら派にもうれしい。
加えてコロナ禍で需要が高まっているフェイスカバーも登場する。アジャスターで締め具合を調節できるため、マスクよりも負担が少なく、長時間着用しても苦にならない。 ランニング時の使用も想定し、顎下に十分なゆとりを持たせて通気性を確保。飛沫拡大防止として重宝するだろう。 ニューノーマルな時代に突入した今。機能性と格好良さを実現したベドウィン & ザ テクニクスは今後、頼りにしたい存在だ。 POW-DER=文
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