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大矢梨華子、新たな夢「格好悪いところも格好良くできるシンガーに」:インタビュー

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 元ベイビーレイズJAPANの大矢梨華子が8月5日、1stミニアルバム『一恋一会』(読み:いちごいちえ)をリリースした。6年間活動したアイドルユニット・ベイビーレイズJAPANが2018年9月に解散し、約2カ月後にソロシンガーとして新宿ReNYのステージに立った。その後、楽曲作りを開始し、ロックバンドTHEラブ人間のプロデュースのもと『一恋一会』を完成させた。自身が始めて1人で作詞作曲に挑戦した「僕はまだ恋を知らない」や、普段のサポートメンバーでもある梅津拓也(ex.忘れらんねえよ)との共同制作楽曲「僕はまだ大人になれない」、 金田康平との共作の「恋ってなんなんでしょね?」など“アーティスト・大矢梨華子”が詰まった5曲を収録した。インタビューでは、シンガーとして活動するまでの軌跡を振り返りながら『一恋一会』の楽曲に込めた想いを聞いた。【取材=村上順一】

ベビレ以外での自分が想像できなかった

――『一恋一会』というタイトルには、どのような想いが込められていますか。  ソロとして活動して1年半、一人ひとりの出会いを大切にしてきました。ソロになってからほとんどが初めての方でその出会いを大切していこう、長くしていこう、一期一会の出会いを大切しようと思いました。その1年半の集大成を表すためには、このタイトルがいいなって。恋と言う言葉が入っているけど、5曲に作詞作曲に携わっていく中で、曲を作るときのテーマはラブソングでした。恋愛だけでなく、ファンや家族や友達など、いろんな形のラブソング表現してみたい、その気持ちを込めたいと思いました。 ――そうだったんですね。2018年にベイビーレイズJAPANが解散してから、一人でもシンガーとして歌っていきたい、という思いはもともと強かったのでしょうか?  解散ライブが終わるまでは一切考えていなかったんです。ライブを終えた後に「やっぱり歌いたい!」と思いました。大変なのは分かっているけど、事務所の方に相談したら、同じチームの方が「やってみよう」と、そこからソロシンガーの旅が始まりました。その時に相談していなかったら、普通の大矢梨華子として過ごしていたと思うので、勇気を出してお話して良かったと思いました。 ――モデル業をやっていた可能性は?  それもなかったと思います。おそらく歌手になると決めなかったら、全く違う職業を探しても面白いかなと思っていましたから。グループが解散したときに、お世話になっていた平成ノブシコブシの徳井さんが「ステージのスポットライトは癖になるよ。あとファンの歓声を求めるのはやめられない」とお話ししてくださって。アイドルを卒業した後も、この世界に戻って来る方が多いのは、そのせいもあるみたいなんです。私は活動中必死だったので、その感覚は全然わからなかったんですけど、ベビレの活動がいざ終わって見ると、徳井さんの言ったとおり「あのライトを浴びたい、ファンの皆さんの声を聞きたい」と思いました。 ――一人の歌い手として再スタートを切ったわけですが、アイドルをもう一度やろうとは思わなかったんですか。  ベビレ以外での自分が想像できなかったんです。もともとグループ時代も他のアイドルグループと交流がそんなにあったわけでもなくて、その中で仲が良かったPASSPO☆が同じく解散してしまい、メンバーそれぞれが旅立っていくなかで、自分がもう1回アイドルというわけにはいかなかったんです。あんなにバランスがいいグループはなかなかないし、また新たなグループに入るより、大矢梨華子として活動した方がファンの方も納得してくださるのかなって。  あと、私自身もどこまでできるのか試したい、という感覚もありました。一人でやることに意味があると思いましたから。ベビレが解散した2カ月後には、よく出演させていただいていた新宿ReNYのステージに一人で立てることになりました。自分で出たいと言ったのに、いざステージに立つと足が震えました。何度も立っているステージ、楽しみの気持ちが勝つライブだったはずのに、一人だとこんなにステージが広いんだ、と緊張することがわかって。

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