香椎由宇さん8年ぶりドラマ出演の心境「なんでひとりで抱え込んでたんだろう」|VERY
生活リズムも価値観も自分優先ではなくなったけれど、 本当は誰にでもあるずっと変わらず好きなことをインタビューする連載「ママですが、これが好き!」。VERY6月号では女優・香椎由宇さんに、キャンドルが好きというお話を伺いました。Web版では、この春のドラマ出演への思いや、子育てについても語っていただきました。
8年ぶりの現場にドキドキワクワク
ーーこの春の連続ドラマへの出演は、どんな気持ちで臨みましたか? 撮影が始まる前からドキドキとワクワクでした。ドラマの現場からは長い時間離れていたので、すごく不安でしたが、キャストにもスタッフにも恵まれたおかげで、「こんな感じだった!」と、一つ一つ確認しながら感覚を取り戻せました。 ーー産後の仕事復帰に悩む読者も多いですが、子育てとの両立で大変なことはありますか? 5月は特に、園や学校など子どもの新生活にも少し慣れてきて、復職したり、その準備をしているママも多い時期ですよね。私は、今すごく楽しいです。これまで、家庭の中やママ友との会話が中心だったのが、何だか敬語を使うのも久しぶりで(笑)。いろんな変化に戸惑う瞬間もありますが、とても刺激になっています。 ーーお仕事に向けて、どのように準備されたのですか? 家庭があることでどうしても時間の都合があるけれども、それでも必要としてもらえるなら一生懸命応えたい、という思いをすべて、所属する事務所や周囲の人へ伝えるところが出発点でした。あとは現場の感覚を取り戻せるかが心配だったので、限られたひとり時間にも台本を読めるよう持ち歩くようにしました。 ーー出産前と比べて、台本を読み込む時の感覚などに変化は感じましたか? もはや出産前を思い出せないのですが(笑)、現場に行くまではとにかく不安でした。台本を覚えているかどうかもわからないまま現場に入り、結果、どうにかなったというのが、第一歩の自信になりました。その後は、次のシーン、また次のシーン、という風に繋げていけましたね。