Yahoo!ニュース

IDでもっと便利に新規取得

ログイン

オバマ前大統領、ジョージ・フロイド事件は「真の社会変革へのターニングポイントにすべき」

配信

ハーパーズ バザー・オンライン

バラク・オバマが、今回のジョージ・フロイド事件抗議活動を人種差別に構造的変化をもたらすものにするために、私たちになにができるかをアドバイスした。アメリカのウェブサイトMediumと彼自身のソーシャルメディアチャンネルに掲載され拡散した発言の中で、オバマ前大統領は、この機会を“最高の理想を叶えるための国民の長い旅路における真のターニングポイント”にすべきだと語った。 【写真】オバマ前大統領が贈る、インスピレーションをくれる名言アルバム これは5月25日にミネソタ州で46歳のジョージ・フロイドが警官に殺害されたことを受けて、発言したもの。息ができないと言うフロイドが警官に膝で首を押さえつけられているところが動画に記録されており、首と背中を圧迫されたことにより窒息死した。彼の死は、この6日間に全米規模の抗議活動に発展した。 オバマは、「糾弾ではなく、尊敬と支持に価する」と平和的に抗議する人々を讃える一方で、無実の人々を危険にさらし、「大きな理念から目をそらさせる」と、暴力に訴える人々を非難した。

「暴力を許したり、正当化したり、加担したりするのはやめよう。アメリカの刑事司法制度、そしてアメリカ社会全体が、今より高い倫理規定のもとに機能して欲しいのであれば、私たち自身がまず、その倫理の模範とならなければならない」 そして警察の行動や司法制度にもっとも重要な役割を果たすのは地方選挙で選ばれた人々であるから、国政だけでなく地方選挙でも投票するようにとアメリカ国民に強く促した。また、過去の抗議活動が政策変化を刺激したことにも触れた。 「ほとんどの警察署長を任命し、警察の組合との団体交渉を協議するのは、市長や州の役人たちです。違法行為に関わった警官を調査するかしないか、最終的に起訴するかどうかを決めるのは、地方検事と州検事です。そうした人々はみな、投票によって選ばれる立場にあります。地方によっては、警察行為をモニターし、審査する力を持つ委員会が投票で選ばれるところもあります」 もし、真の変化を求めるのであれば、抗議と政治を結びつけなければいけないと語る。「私たちは結集してアウェアネスを高める必要があり、改革するために行動してくれる候補者を確実に選ぶよう、まとまって投票しなければなりません」 オバマは、この数カ月間、困難な状況にあることは認めたが、若者たちの抗議活動によって将来に希望が持てたと最後は楽観的に締めくくった。 「もし今後、私たちがこの正当な怒りを平和的で継続的で効果的な行動に変えていくことができるのであれば、これはアメリカ国民がもっとも高い理想に向かう長い旅路の中の真のターニングポイントになり得る。さぁ、取りかかろう」と、語っていた。

Translation: Mitsuko Kanno From Harper’s BAZAAR UK

【関連記事】