米国代表ソーシア監督が会見で「大谷は出ないですよね? それなら大丈夫」と不敵な笑み 21日2次リーグ初戦で侍ジャパンと対戦
国際大会「ラグザス presents 第3回WBSCプレミア12」は21日、東京ドームで2次リーグが始まる。20日は出場する4チームの公式練習が行われ、A組を2位通過した米国代表のマイク・ソーシア監督(65)は21日の対戦相手となる日本代表に「基礎、基本がしっかりとできている素晴らしいチーム。自分たちのプレーが出せればいいと思う」と警戒感を強めた。 【写真】ベンチでソーシア監督と話す大谷 ソーシア監督は2000年―18年まで米大リーグ、エンゼルスを指揮し、大谷翔平投手(30)の獲得プロセスに関与し、大谷とメジャー1年目をともにした。2021年東京五輪では米国代表の監督を務め、日本と2度対戦し、銀メダルに輝いた。日本を知り尽くす指揮官は「大谷は出ないですよね? それなら大丈夫」と不敵な笑みも見せた。 また会見に同席したウォードは今季ドジャース傘下でプレーし、1次リーグでチームトップの4本塁打。スプリングトレーニングでは大谷、山本と練習をともにした。日本の野球文化に触れる経験を重ね、「信じられないくらい素晴らしい経験。大谷とはロッカーが近いこともあって、親しく話をした。山本は3Aのリハビリで一緒にプレーした。ともに日本選手の野球に対する愛を感じることができたし、願わくば彼らの頭の中の一部を盗み取れればいいなと思っています。素晴らしい経験になった」と振り返った。