富山県が魚津市に整備する「新川こども施設」の整備、運営事業者が決まりました。 県として、初めて設計、建設、運営を一体で民間に任せるPFI‐BTO方式を採用し、3年後の2027年8月に、供用を開始します。 「新川こども施設」の整備、運営事業者に決まったのは、建設やまちづくりを手掛ける大和リースなど9社でつくるグループで、もう1グループが参加した入札の末、およそ51億7600万円で落札しました。 施設が整備される新川文化ホールで、新田知事と魚津市の村椿市長が25日、会見を開き、明らかにしました。 新川こども施設は、県として、初めて設計、建設、運営を一体で民間の事業者に任せるPFI‐BTO方式が採用され広さおよそ2600平方メートルの屋内施設には、県産木材を使った大型遊具や、障害の有無や体の大きさに関わらず楽しめるインクルーシブ遊具などが整備され、この他、屋外に、各種広場が設けられます。 供用開始は、2027年8月で施設の維持管理や運営期間は15年とし、こどもは、利用料金が無料となる予定です。 県はこれまで、武道館と高岡テクノドーム別館でもPFI方式の導入を目指しましたが、いずれもスケジュール面や入札が不調に終わり、今回、初めて実現しました。