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上田慎一郎監督『カメ止め!』公開前に続編打診あった 日本で商業映画製作は「困難」実感

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オリコン

 映画監督の本広克行氏、押井守氏、小中和哉氏、上田慎一郎氏が5日、都内で行われた、参加する映画実験レーベル『Cinema Lab(シネマラボ)』の設立会見に登場した。 【集合ショット】秋元才加、飯島寛騎らも登場  『シネマラボ』は、監督の作家性を最大限に生かす「監督絶対主義」で映画を制作する映画の実験レーベル。映画化の条件は「限られた制作予算」のみで、映画は制作過程となる企画開発、脚本、キャスティング、ロケーション、演出などすべてのクリエイティブは監督が自由に手掛けた作品を公開する。  製作委員会方式ではないことが特徴で、レーベルが立ち上がった経緯について本広監督は「山田洋次監督らが『もっと自由に作れる撮影現場が昔はあった』と聞いた時に(興味をもった)。今、(低予算の)インディーズの映画が面白くて、僕らが作るメジャー作品は何億もかける。その中で、この間(中規模予算の映画)がないと上田君みたいな監督も次、行きづらいじゃないかと思い、このレーベルを立ち上げなくては思いました」と説明した。  本広監督に誘われる形で、このレーベルに参加した上田監督は「3年前に声をかけていただいて、『カメ止め!』の公開前でした。その時はまだ、商業(映画)の不自由ささえも知らなかったのですが、好きな映画を撮れるということで、二つ返事で『やります!』と言いました」とカフェでの出来事を振り返った。  そして、『カメ止め!』がヒットし、「その後、ありがたいことに商業映画の企画開発を進めていく中で、いかに日本で商業映画を作る、いろんな人の事情が飛び交う中で作っていくことが困難かということを知りました」と体験談を話し、「順序を守って作品を作ることが難しいと思った。今の日本映画界というのは。不純物がどうしても入り込んでしまう中で、純度の高い作品作りが今回、撮影を終えてできたなと思っています」と伝えた。  すると、本広監督は「そのカフェでお願いした企画が、『カメラを止めるな!2』を作ってくださいという…」と裏話を明かすと、上田監督は「最初はそうだったんですよね。『カメ止め!』ヒット前だったので、『これを小さい中で終わらすのはもったいないから、「カメ止め!2」を作って!』みたいな感じでしたよね」と話した。

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