いつも幸せな人は「2時間の使い方」の天才である…あなたの人生をバラ色に変えるたったひとつのコツ
幸せな人生を送るために一日のすべてを充実させる必要などない。一日のうち、たった「2時間」を「最高のひととき」にするだけで、あなたの日々は明日から好転する。 【図表】「自分を幸せにしてくれること」リストの作り方 ■24時間充実しなくていい2時間だけ幸せになろう 「仕事が忙しいのになぜか充実感がない」「休日なのにスマホを見て終わってしまった」――。 単調な繰り返しの日々にどこか空虚さを抱えながら、仕事に追われている読者は多いのではないでしょうか。こうした漠然とした気持ちは、一日のうち2時間を「最高のひととき」にするだけで解消され、ハリのある生活を送れるようになります。 自己紹介が遅れましたが、私は起業コンサルタントをしている今井孝と申します。起業3年目。振り返れば起業当初は私も日々もどかしさを抱えて過ごしていました。仕事が軌道に乗り始めたころ、表向きには上々だった一方、精神的には疲弊していました。抱えきれないほどの業務に追われ、それでも業績を担保しようと働き続け、終電近い電車で「果たしていまの自分は幸せなのか……」と我に返る瞬間も増えていきました。 こうした悩みを解消するべく、周りにいるいつも幸せそうな成功者に一日の過ごし方を聞いてみました。すると不思議なことに成功者には皆、一日のうち2時間だけを満喫しているという共通点があったのです。しかも彼らは豪遊するわけでもなく、映画やコンサートなどのささやかな娯楽を糧に充実した毎日を過ごしていました。 もちろん読者の中にも、普段から娯楽に日々2時間を費やしている方はいるかと思います。では、なぜ同じ2時間でも充実度が違うのか――。 端的に言えば、成功者は「何をすれば自分が幸せになるのか」に対して、とても自覚的です。毎日通勤しながら何となくネットニュースを見て、日中は仕事や昼ごはんを済ませ、帰宅後はテレビやネットを見る。こうした無為に時間を費やす習慣が染み付くと、感受性も鈍くなり、日々の些細な幸せも見過ごすようになってしまいます。