マリメッコのボーダーTからリバーバレイトのショーツまで、夏に着るならこれが正解!──連載:今日、なに着る?
いつもの着こなしを、今のトレンドに合わせてアップデートしよう! 【写真を見る】それぞれのプライスをチェック!
色やプリントで個性を表現!
「コッキ」のシャツのような華やかな色づかいのプリントは、今季らしい柄の代表格だ。また、トレンドのボーダー柄は、ラフなドローイングが魅力の「マリメッコ」のTシャツでまわりと差をつけたい。ほかにも、全20色展開の豊富なカラーを揃えた「リバーバレイト」のショーツなど、夏の着こなしをポップに味つけしてくれる新作をピックアップした。 ■KHOKI 意外な着想源が面白い! 注目の若手デザインチーム「コッキ」の今季を象徴する柄は、「22世紀ジェダイ」という名前で活動する新世代アーティストのドローイングだ。花柄のような抽象的なモチーフは、アニメーションや玩具などの身のまわりのオブジェクトにインスパイアされている。華やかな色づかいとキュプラ特有のドレープが、夏らしい気分を運んでくれる。 ■Marimekko 温かみのあるボーダー 夏の定番であるボーダーTは、質感のあるドローイングでまわりと差別化するのがおすすめ。「マリメッコ」からピックアップしたこちらは、蚊帳にインクを塗り、紙に転写した不思議な網目模様を、さらに加工して生まれた凝ったデザインがポイントだ。身幅を広くしたボックスシルエットがモダンな印象を強調する。 ■MEIAS Tシャツこそ素材にこだわる 遠目から見ても素材の光沢がわかる「メイアス」のTシャツは、シルク100%にこだわった、とことん贅沢な仕様。ボディは「キャンバー」の初期のシルエットをベースにしたワイドな仕立てで、ドレープの美しさを存分に楽しめる。シルクならではの発色の美しさも見どころだ。 ■REVERBERATE 何本でも欲しい! 型紙の作成から仕上げまでの全行程をデザイナーが担当する、妥協のない服づくりが魅力の「リバーバレイト」のショーツは、なんと20色展開! ウエストに配されたベルトは、ショーツとの配色パターンを試行錯誤し、最適な色の組み合わせを追求したという。ベルトループや両玉縁ポケットなど、機能的なディテールにも注目だ。 ■SEEALL 見る角度で表情が違う 「シーオール」のなかでも人気の高い定番アイテムが、古着の「リーバイス」を解体し、再構築したこちらのバギーデニム。色落ち加減が異なるデニム地を繋ぎ合わせた切り替えデザインは、装いに表情をもたらしてくれる。ウエストのベルトや絞りすぎないテーパードのおかげで、誰でもスッキリと穿きこなせる! ■Vodkadinavia 手仕事の美しさが詰まった1足 インドネシアの職人がハンドメイドでつくった「ヴォッカディナビア」のミュールが話題だ。ひとつのシューズを完成させるのに要するのは、なんと100時間以上! シープレザーを使用したインソールは、気持ちよく足を包み込んでくれる。程よい高さのヒールによってスタイルアップも叶う。
写真・高橋絵里奈 スタイリング・稲垣友斗、飯垣祥大 文・羽賀まり奈