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「音楽を愛する人たちが活動再開していくために」ヤマハ、音楽関係協会、感染症専門家らが音楽活動のニューノーマルを探るチームを結成

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BUSINESS INSIDER JAPAN

リスクを正しく認識し、音楽文化を衰退させないためには

新型コロナウイルスは、いまだ未知の部分が多いウイルス。 だからこそ、感染のリスクを最大限抑えながら、通常時に近い形での音楽活動をどこまで再開できるのか検討するために、今回のような検証は必須といえる。 仮に従来の距離とソーシャル・ディスタンスをとった場合と感染リスクに差がなければ、演奏会の形式を元に戻せる可能性が出てくるだろうし、差がある場合でもその程度に応じて対策を考えることが可能となる(当然、一つの実験結果だけから、感染リスクを正確に把握することはできない点にも注意したい)。 日本では、プロオケはもちろんのこと、アマチュアの吹奏楽団や合唱団、中学・高校の吹奏楽部、合唱部をはじめ、音楽ファンは多い。とりわけ、活動期間が限られている学生のうちの濃厚な音楽活動の経験は、それ以降も音楽を続ける大きなきっかけとなる。 新型コロナウイルスの流行による音楽活動の制限は、このような草の根的に音楽文化が定着する機会を奪いかねない。 感染リスクを可能な範囲で抑えながら音楽活動を再開しなければ、日本の音楽文化が衰退してしまうことは免れないだろう。 同プロジェクトは、 「2020年8月初旬までには必要な実験を終え、最終的には、プロフェッショナル・オーケストラや吹奏楽団はもちろん、アマチュアや学校の吹奏楽部など、日本中の音楽を愛する人たちが活動再開していくために必要な提言策定を行います」 としている。 (文・三ツ村崇志)

三ツ村 崇志

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