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「ベイルートの花嫁」は医師だった…ウェディングドレス姿で負傷者を手当

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BUSINESS INSIDER JAPAN

8月4日、2750トンの高濃度硝酸アンモニウムによる爆発事故が、ベイルートで発生した。 【全画像をみる】「ベイルートの花嫁」は医師だった…ウェディングドレス姿で負傷者を手当 その後、爆発で中断することになったウェディングフォトの動画が拡散した。 ワシントン・ポストによると、この花嫁は医師であり、すぐに負傷者の手当を行った。 「白衣は白、私のウェディングドレスも白。スタイルが違うだけ」と29歳のイスラ・セブラニさんは語った。 この爆発事故により、150人以上が死亡し、5000人以上が負傷した。 イスラ・セブラニ(Isra Seblani)さんがベイルートでウェディングフォトの撮影のためにポーズをとっていたまさにその時、大爆発が起きた。 その衝撃を伝える動画は、すぐに拡散した。29歳の医師であるセブラニさんは、ワシントン・ポストの取材に対し、最初は死ぬかもしれないという恐怖を感じたが、負傷した人の手当をしなければいけないと思った、と語った。 「その時に頭に浮かんだのは、私は死ぬんだ、夫を失い、ここでビルの下敷きになってしまうんだ、ということ」とセブラニさんはABC7のインタビューに答えた。 こちらがウェディング撮影のオリジナル動画。マハムド・ナキブ(Mahmoud Nakib)より ワシントン・ポストによると、セブラニさんはアメリカ国籍で、夫に会うためにレバノンを訪れていた。夫の移民ビザがなかなか発行されなかったため、結婚は3年間延期されていた。 爆発音を聞いた時に、彼女がたった1つ願ったことは、もし死ぬのなら両親の手を握っていたいということだった。 「物凄い音と爆風…。イスラ、あなたはもう死ぬ。人生も、夫も、夢も、あなたは今ここですべてを失う。そう思った」とワシントン・ポストに語った。 その後、安全なレストランに避難するとそこには負傷者がいた。ウェディングドレスを着たままだったが、彼女は彼らの手当を始めた。 「さっきまで食事やショッピングを楽しんでいた人々が、私たちがレストランに入った頃には、みな悲鳴をあげ、叫び、泣き、血を流していた。だから負傷した人の手当てを始めて、落ち着くようにとなだめた。みんな無事だから、まだちゃんと生きているから大丈夫だと。もはや自分のことを考えている場合じゃなかった。仕事をするためにここにいるんだと感じた」 彼女はアラビア語で、医者になることを選んだのは、この世界に恩返しをするためだから、自分にできることがあれば何でもする、と語った。 「あなたの仕事が始まる。今がやるべき時なんだ」と思った、と彼女は語った。 8月4日、ベイルートで2750トンの硝酸アンモニウムの爆発事故が起きて、150人以上が死亡し、5000人以上が負傷した。レバノンはここ数十年で最悪の経済危機に瀕しており、何百万人もの国民が貧困に陥る瀬戸際に立たされている中で、この爆発事故が発生した。 多くの住宅、ビル、病院が破壊され、患者を外で治療したり、他の病院に回したりしなくてはならない病院もあった。 「白衣は白、私のウェディングドレスも白。スタイルが違うだけ」とセブラニさんは語った。 [原文:'A lab coat is white, my wedding dress is white:' The woman from a viral video of a bridal shoot interrupted by the Beirut explosion was a doctor who rushed to tend to wounded victims still in her wedding dress] (翻訳:仲田文子、編集:Toshihiko Inoue)

Sarah Al-Arshani

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