【RIZIN】35歳元谷友貴、挑戦者決定戦に気負いなし 17歳下の相手にも冷静「レベルの高い選手」
大みそか大会は7年連続の出場
格闘技イベント「RIZIN DECADE」(31日・さいたまスーパーアリーナ)の第2部「RIZIN.49」の試合前記者会見が29日、都内で行われた。元谷友貴(35=アメリカン・トップチーム)は、次期挑戦者決定戦に向け意気込みを語った。 【動画】「BreakingDownでやれ!」の声、やっぱり始まったRIZIN戦士の大乱闘シーン 大みそか大会に7年連続の出場となる元谷は、15年末の旗揚げからRIZINに参戦。10年間の歴史を常にリングの中から見守ってきた。 「ここ10年くらい年末は減量なんでそのイメージしかない。自分が(RIZINを)支えたというほど何をしたのかは分からないですけど、こうやってたくさん出れるのはうれしいです」と感慨深そうに振り返った。 対戦相手の秋元強真(JAPAN TOP TEAM)は2006年生まれの18歳。RIZIN旗揚げ時はまだ9歳で、元谷とは17歳差となる。 「(僕が)18歳のときはサーフィンをして、海外にも(サーフィンの)練習に行っていた。格闘技はしていなかった」と回想し、「(秋元は)打撃がすごく強いというのはある。すごくレベルの高い器用な選手だなと思っています」と冷静に分析した。 今回の試合は王者・井上直樹への次期挑戦者を決める「バンタム級王座次期挑戦者決定戦」として行われる。「とりあえず目の前の試合だけです。本当にひとつの試合だと思っています」と気負いはない様子だった。 2019年以来5年ぶりのタイトル戦、そして前回は届かなかったベルトへ。元谷はベテランらしく静かに闘志を燃やし、この一戦を乗り越える。
ENCOUNT編集部