『おむすび』次週予告。聖人と歩の働きかけに、震災で亡くなった真紀の父・孝雄の心が少しずつ動き出す。一方、結は商店街の皆にのせられて…
現在放送中の橋本環奈さん主演・連続テレビ小説『おむすび』(NHK総合/毎週月曜~土曜8時ほか)。 『おむすび』翔也の栄養バランスを心配していたエース澤田。ポケットにはゆで卵を潜ませて…ピッチャーとゆで卵との組み合わせに視聴者「あの大投手のオマージュ?」「理に叶っている」 11月29日放送45回の最後に、第10週「人それぞれでよか」の予告が放送され、話題になっています。 *以下第45回のネタバレと次週予告の内容を含みます。 <第45回あらすじ> 渡辺孝雄(緒形直人さん)との距離を、未だに縮められない聖人。 孝雄の靴店を訪れると、神戸市職員の若林(新納慎也さん)が店から追い出されていた。 流れで若林と居酒屋に入った聖人は、震災直後の孝雄の様子を聞く。 その後聖人は、大切な靴の修理を頼み、孝雄もそれを受け入れる。 お墓参りに来ないでくれと孝雄に言われた歩も、「親友だからこれからも来る」と宣言する。 一方、結は専門学校で沙智(山本舞香さん)と会い、自分が支える相手のことをわかっていなかったと涙ぐむ。 沙智の協力の元、新たなメニューが翔也(佐野勇斗さん)に渡されて――。
◆<ドラマ内で流れた予告> 「他人の目は気にしない。これ、ギャルの掟。」 そう言い切る結のアップ。 練習場で四ツ木翔也は、エース・澤田(関口メンディーさん)の投球を見つめる。 「あの人だけが、ずーっとうつむいたまんま」 パン屋の佐久間美佐江(キムラ緑子さん)の声。 娘のお墓を掃除する、渡辺孝雄。 薄暗い部屋の中、写真たてを抱きしめる。
◆「立ち直る時間は人によって違うと思うんです」 「あんときみんな、どこおったん」 震災時の紙芝居を見る人々の後ろに、歩が通りかかる。 むすっとしてため息をつく美佐江。 「立ち直る時間は人によって違うと思うんです。 みんなそれぞれのやり方で、毎日必死に生きてて。」 と聖人の声。
◆「のせられとる!」 公園を歩く渡辺、視線の先には、こども防災訓練のテントの下、おむすびを握る結たち。 つくったおむすびをみんなに配る結。 場面は変わり、室内で 「良かった!決まった!」「あんたが大将!」 と、商店街のみんなが手を炊く中、 「のせられとる!」と叫ぶ結の姿が――。 ーーーーー 朝ドラ通算111作目となる『おむすび』は、橋本環奈さん演じる平成元年生まれのヒロイン・米田結が、栄養士として、人の心と未来を結んでいく「平成青春グラフィティ」。 結の姉で福岡で《伝説のギャル》として知られる米田歩役に仲里依紗さん、結の母・愛子を麻生久美子さん、結の父・聖人役を北村有起哉さん、結の祖父・永吉役を松平健さんが演じます。 リリー・フランキーさんが語りを、脚本は根本ノンジさんが担当。主題歌『イルミネーション』はB’zが手掛けています。
「婦人公論.jp」編集部
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