南海2200系来春引退・1編成を旧塗装に/和歌山県・大阪府
南海高野線で活躍したあとワンマン改造され、現在は支線で運行されている2200系2編成4両が、2025年春で引退することが決まり、南海電鉄は、2025年1月20日から引退までの間、1編成2両を昔の塗装に塗り替えて、さよなら運転することになりました。これは南海電鉄が発表したもので、4両の引退で南海電鉄から2200系は全廃になります。 2200系は、前の大阪万博開催前の1969年から22000系として製造され、山岳区間が多い高野線で活躍したあと、ワンマン運転用に改造され支線で運行されています。 またこの形の車両は、観光列車”天空”の車両に改造されたり、わかやま電鉄や銚子電鉄で運行されています。 引退を記念して、南海電鉄では1編成をオリエンタルグリーンとエメラルドグリーンの帯の昔の塗装に塗り替えてさよなら運転するほか、2025年1月19日の午前10時から午後3時まで、大阪の汐見橋駅で復興デザインの撮影会を行うことになっています。あわせて、キーホルダーやピンバッジなどの記念グッズの販売も予定されています。