バーティ×コリンズ、女子決勝は日本時間17時半開始、どちらが全豪初優勝を果たすか!?[全豪オープン]【テニス】
優勝はバーティかコリンズか!?
1月29日、全豪オープン13日目、日本時間17時半から女子シングルス決勝、第1シードのアシュリー・バーティ(オーストラリア/世界ランク1位)対第27シードのダニエル・コリンズ(アメリカ/同30位)が行われる。 【動画】バーティvs.コリンズ決勝プレビュー動画をチェック 2019年全仏オープン、2021年ウィンブルドンとグランドスラムを2度制しているバーティは、1978年のクリス・オニール以来の地元勢によるタイトル獲得を狙う。 今大会、1回戦でレシア・ツレンコ(ウクライナ/同119位)に1ゲームしか落とさず、54分で退けると、以降5試合すべてストレート勝ち。試合時間は6試合で6時間7分と完璧な戦いぶりで決勝進出を果たしている。 一方、コリンズは、準決勝で第7シードのイガ・シフォンテク(ポーランド/同9位)を6-4、6-1のストレートで下して、初のグランドスラム決勝進出。ここまで10時間37分とバーティより4時間半も長く戦っている。チェンジオーバーの際に、ベンチにも座らないコリンズ。バーティよりも疲労は蓄積しているはずだ。 対戦成績は、バーティの3勝1敗。直近の対戦となる昨年1月のWTA500アデレード国際では、6-3、6-4とストレートでコリンズが勝利している。 コリンズは、178cmという恵まれた体格、高い身体能力を生かした強打を主体とするテニス。しかし、バーティは、同様に強打を武器とするアマンダ・アニシモワ(アメリカ/同60位)、ジェシカ・ペグラ(アメリカ/同21位)、マディソン・キーズ(アメリカ/同51位)に完勝して勝ち上がってきている。広角に打って相手を走らせ、バックハンド・スライスを効果的に使い、いい形で強打を打たせないバーティの戦術に対して、コリンズはどんな戦術で臨むのか。そこは決勝観戦のポイントとなりそうだ。 今大会の完璧なテニスを見ると、バーティ有利と見るのが必然。その牙城を崩すためには、少なくとも、コリンズは最高のプレーを続けなければならないだろう。 ■全豪オープン2022 日程/2022年1月17日(月)~30日(日) 開催地/オーストラリア・メルボルン:メルボルンパーク 賞金総額/7,500万豪ドル(約62.7億円) 男女シングルス優勝賞金/287.5万豪ドル(約2.3億円) サーフェス/ハード 試合球/「ダンロップオーストラリアンオープン」
Tennis Classic 編集部