Yahoo!ニュース

IDでもっと便利に新規取得

ログイン

堅実なプレーが持ち味の永峰咲希 3本のUTで攻めのゴルフに磨きをかける

配信

ゴルフ情報ALBA.Net

今年4月に25歳を迎えた永峰咲希は、2014年にプロテストを合格すると、翌年からシード権を獲得。2018年に「フジサンケイレディスクラシック」で初優勝を挙げた。堅実なプレーで安定した成績を出している。昨年のバウンスバック率(ボギーかそれより悪いスコアとしたホールの直後のホールで、バーディかそれより良いスコアを獲得する率)は渋野日向子に次いで2位となり、積極的なプレーもするようになった。そんな永峰のクラブセッティングを見てみよう。 つぶらな瞳が印象的な17歳の永峰咲希【写真】 バックの中に6番ユーティリティ『GAPR HI』が見える。そしてアイアンは6番から。永峰の2019年の平均飛距離は240.66ヤードでランキングは29位。飛ぶ選手で6番ユーティリティを入れている選手をあまり見かけない。なぜ、永峰がこのクラブを入れているのだろうか。テーラーメイドのツアーレップ、鵜野(うの)晃行氏に聞いてみた。 「永峰プロなら5番アイアンでも止めることはできますが、ユーティリティのほうがより止まる。昨年早くから『GAPR HI』を投入しています。女子ツアーでもグリーンが硬くなってきているので、長い距離が残っても止めることができれば、それだけバーディチャンスが増える。飛ぶ選手にしては珍しいとは思います。スコアのためにシンプルな考え方のできるバランスの良い選手ですね」。 ■ドライバーを『SIM MAX』をチェンジして飛距離アップ 「ドライバーは『SIM MAX』に変更し、スイング時の空気抵抗が軽減する設計通り、永峰プロもクラブスピードが上がり飛距離が伸びています。ショットに定評のある永峰プロが、セカンドで短い番手で打てるので楽しみです」と鵜野氏。昨年のパーオン率が68.39%(43位)とわずかに70%に届いていない。鵜野氏の言うように、より短い番手で打つことが出来ればパーオン率は上がり、バーディを量産できるチャンスが広がってくる。 ■5Wではなく『SIM MAX』のUTを入れてコントロール性が向上 永峰のバッグに5Wは入っていない。代わりにローリー・マキロイ(北アイルランド)も投入した3番ユーティリティ『SIM MAX レスキュー』が入っている。これについて鵜野氏に聞いた。 「5Wに比べると少し距離は落ちますが、番手間の距離差を考慮してのこと。また、今までのユーティリティに比べて、しっかり振りに行っても左に行きにくく、ボールが上がってくれる。グリーンを狙うならユーティリティの方がコントロールしやすいことが理由です」。残り200ヤード弱からグリーンを狙うショットで、よりコントロール性の高いクラブを選択しているところに永峰の攻めの姿勢が表れている。 最後に鵜野氏は永峰の人柄についても話してくれた。「彼女はジュニア時代から、文武両道の優等生で有名。ナショナルチームの合宿などに参加して勉強が遅れていても、学校に戻ってからすべてやっていたようです。また、ゲームが大好きのとても面白い一面も持っています。ゴルフに関しては良い意味で頑固。しっかりとした自分の考えを持っている。早く2勝目が見たいですね」。 一昨年の「フジサンケイレディスクラシック」以来勝ち星のない永峰。もともと堅実なプレーが持ち味だったが、ドライバーの飛距離がアップし、3本のユーティリティでシンプルに攻めるゴルフに磨きがかかれば、2勝目を挙げるのはそう遠くなさそうだ。 【永峰咲希のクラブセッティングと番手別飛距離】 1W:SIM MAX 9度 Speeder 661 EVOLUTION VI(SR)250y 3W:SIM MAX 15度 Speeder 661 EVOLUTION VI(SR)220y 3U:SIM MAX 19度 Speeder EVOLUTION VI FW70(S)190y 5U:SIM MAX 25度 Speeder EVOLUTION VI FW70(S)180y 6U:GAPR HI 28度 Speeder EVOLUTION VI FW70(S)170y 6I:P760 N.S.PRO 950GH(R)160y 7I:P760 N.S.PRO 950GH(R)150y 8I:P760 N.S.PRO 950GH(R)140y 9I:P760 N.S.PRO 950GH(R)130y PW:P760 N.S.PRO 950GH(R)120y 50:MG2 N.S.PRO 950GH(S)105y 54:MG2 N.S.PRO 950GH(S)90y 58:MG2 N.S.PRO 950GH(S)80y PT:TRUSS TB1 (撮影:GettyImages)<ゴルフ情報ALBA.Net>

【関連記事】