国内FA新規取得者21名の動向は? 小川&梶谷ら4名が宣言、注目の大野と増田は大型契約をゲット
プロ野球は昨日4日、今季のフリーエージェント(FA)有資格者の申請期限が終了。6日からFA権を行使した選手を巡っての争奪戦が幕を開けることになる。今季の有資格者は全97人、うち21選手が新たにFA権を取得した。果たして彼らの去就はどうなったのか。以下がその一覧だ。 【動画】FA注目・小川がノーヒッター達成! ヤクルト、もしくは新天地でその輝きを見せるか 【国内FA新規取得者一覧】※金額は推定、複数年は総額 <パ・リーグ> ▶ ソフトバンク ・森唯斗(28歳)→残留/4年18億4000万円の2年目 ▶ ロッテ ・松永昂大(32歳)→FA権行使 ▶ 西武 ・増田達至(32歳) →FA権行使の上で残留/4年12億円 ・金子侑司(30歳)→残留/4年4億8000万円の2年目 ・熊代聖人(31歳)→FA権行使の上で残留 ▶ 楽天 ・塩見貴洋(32歳)→残留/来季年俸4000万円 ・岡島豪郎(31歳)→残留/来季年俸2300万円 ・島内宏明(30歳)→残留/― ▶ 日本ハム ・西川遥輝(28歳)→ポスティングでメジャー移籍を希望 ▶オリックス ・松井雅人(33歳)→残留/― <セ・リーグ> ▶ 巨人 ・鍵谷陽平(30歳)→残留/― ▶ 中日 ・大野雄大(31歳)→残留/3年9億円 ▶ 阪神 ・岩田稔(37歳)→残留/― ▶ DeNA ・井納翔一(34歳)→FA権行使 ・梶谷隆幸(32歳)→FA権行使 ・ロペス(37歳)→自由契約 ▶ 広島 ・田中広輔(31歳)→残留/2年4億円 ▶ ヤクルト ・石山泰稚(32歳)→残留/4年7億円 ・小川泰弘(30歳)→FA権行使 ・山田哲人(28歳)→残留/7年40億円 ・荒木貴裕(33歳)→残留見込み 上述の通り、今季は松永昂大(ロッテ)、梶谷隆幸、井納翔一(ともにDeNA)、小川泰弘(ヤクルト)の4人がFA権を行使した。中でも投打の注目選手はヤクルトのエース、“ライアン”こと小川泰弘と、DeNAのリードオフ・梶谷隆幸だろう。 小川は今季自身3度目、5年ぶりとなる2ケタ勝利をマーク。8月15日のDeNA戦ではノーヒットノーランの快挙を達成した。一方の梶谷は、数シーズンぶりに故障なく過ごすと、いずれもリーグ2位の打率.323、140安打を記録。19本塁打&14盗塁、OPS.913とキャリアイヤーを過ごして最高のタイミングでFAとなっている。ともに大型契約を手にするのは間違いない。