愛知万博で交流深めた縁…愛知・尾張旭市がトンガの支援で募金スタート 市役所玄関の募金箱に市民が次々
26日、愛知県の尾張旭市役所でトンガを支援する募金が始まりました。 トンガでは1月15日に発生した火山の噴火と津波の被害で水不足が深刻化し、食料不足も心配されています。 市役所玄関に設置された募金箱に市民が次々と寄付していました。 市民: 「日本も(2011年)津波があったから、そういうのでちょっとでも助けになればと思って」 市民: 「たいした金じゃないですけど、気持ちだけ表したいなと」 尾張旭市役所の担当者 : 「2005年に尾張旭市が愛知万博でトンガとパートナーになりまして、これは何かしなければならないと」 愛・地球博でトンガが紹介された「南太平洋共同館」の映像。木の舟を使った演奏など通じトンガ人と来館者が親睦を深めました。 当時、尾張旭市は「一市町村一国フレンドシップ事業」でトンガと交流を深めた縁があり、今回の募金が企画されました。 当時を懐かしがるのは交流メンバーの1人澤田明美さん。トンガの人を自宅に招いたり小学校に280のそろばんを贈ったりするなど交流を続けました。 澤田さん: 「(トンガの)ホームステイの子を連れて旅行に。彼らはシャワーはお湯が怖くて、水でシャワーやってました。本当にお酒飲めば陽気になって」 陽気だったトンガの人たち噴火の被害が心配です。 澤田さん: 「心配。連絡取れないから。本当にいい子たちばっかでね」 市役所には現地の人に送るメッセージコーナーも設置されています。 市民: 「なんとか頑張ってくださいって」 尾張旭市では募金や支援金を3月末まで受け付ける予定です。 【尾張旭市トンガ災害支援金の受付先】 ・尾張旭市役所1階案内窓口に募金箱 ・銀行口座の振込先 金融機関:三菱UFJ銀行尾張旭支店 普通預金 0262845 尾張旭市トンガ災害支援金口 問合せ:尾張旭市役所 市民生活部 多様性推進課