ヤンキース・ブーン監督「エースになるチャンスがある投手」佐々木朗希に猛烈ラブコール
ヤンキースのアーロン・ブーン監督(51)が10日(日本時間11日)、ウインターミーティングが行われているテキサス州ダラスの会場で取材対応。ロッテからポスティングシステムを使ってメジャー移籍を目指す佐々木朗希投手(23)に猛烈ラブコールを送った。 ブーン監督は「私たちの多くが…明らかに、彼をスカウティングしている人たちがいて、この選手についてある程度の理解を深めているという事実。私はここ数年、彼がどんな選手か知っている。だから私なりに、この選手について自分なりの筋道を持っている。ピンストライプのニューヨークほど、それをするのに適した場所はないと思う。最高の場所だと思う。そして、彼の成長だけでなく、メジャーリーグの先発投手を支配する可能性のある選手について話していることは明らかだと思う」と最大級の表現で佐々木にラブコールを送った。 また、ヤンキースの投手育成についてどのようにアピールするかを問われると「私が彼に送ったメッセージは、話題性のあるものばかりで、それは後日、彼が本当に私たちのやり方や評価方法に飛び込みたいと思ったときのためのものだ。たぶん、私たちが見ることができる部分があるはずだ。すぐに改善できるようなことがあれば、それをやってみる。業界的にも、そして我々にとっても、この投手はエースになるチャンスがある投手だと認識している。そういう才能だ。だから、そのうちわかるよ」と話し、詳細についての言及は避けた。 昨年は山本由伸(26)の争奪戦にも参戦したが、その経験が今回に生きるかどうかについては「具体的なことはわからない。状況はすべて違う。私は、ただ自分らしく、本物であるこを心がけている。どのような状況でも…そしてその経験は、次にその選手を前にしたとき、きっと役に立つと思うし、自分を形成する助けになると思う。でも、どんな状況でも、どんな選手でも、少しずつ違う。何か特別なことがあるのかはわからない」と比較はできないことを強調。臨機応変に対応していく考えを明かした。