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モノの捨てどきを見極めてスッキリ暮らす

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マイナビニュース

生活情報誌の取材を通して、お金を順調に貯めている人、残念ながらなかなか貯まらない人を数多く取材してきましたが、お金も貯めているけど、モノもため込んでいるという人に会ったことはありません。 【写真】モノを減らして、運気がアップするリビングにするには 一方で、お金は貯まっていないけど、モノはため込んでいるという人は少なからず見受けられました。ということは、お金を貯めている人=モノをためない(モノが少ない)、モノをためている人(モノが多い)=お金は貯まらない……という関連性があることに。 お金はすぐには貯まりませんが、モノを減らすことは意識を変えれば今すぐに実行できるはず。それぞれの「捨てどき」を見極めて限られたモノのなかでスッキリ暮らすことで自然とお金が貯まる体質になるはずです。 お金が貯まることとモノが少ないことの関係 モノが少ないとお金が貯まる主な理由は次の2つです。 (1)モノの管理ができるのでムダな買い物がなくなる 手持ちのモノが少なければ、自分が何を持っているのか、家に何があるのか把握するのが簡単になります。その結果、ダブリ買いや余計な買い物がなくなります。 たとえば、クローゼットに服がギューギューに詰まっていると、自分が持っている服を把握するのが難しなります。買った服がクローゼットの奥に紛れ込んでしまい、同じような服をまた買ってしまうことも。クローゼットに服はたくさんあるのに整理できていないから、着たい服が見つからず、「着る服がない! 」とさらに買ってしまうこともあるはずです。 一方、クローゼットを開くと、手持ちの服が全部見渡せるくらいの数しか持たない人は、今日着たい服がすぐに見つかり、コーディネートして着まわすことができます。そのため、次から次へと新しい服を買うことがありません。 また、貯めている人は日用品や調味料などのストックをほとんど持ちません。ストックは持たず、今使っているモノがなくなりそうになってから買いに行きます。 たとえば「ティッシュボックスは最後の1箱を開封したら」「トイレットペーパーは残り1個になったら」と新しいモノを買うタイミングにルールがあり、そのタイミング以外は安売りしていても惑わされることがありません。 (2)モノがある=お金を使った証拠 タダでもらうモノもありますが、大半のモノはお金を出して買ったモノです。今さら言うまでもないことですが、モノとお金を交換しているということです。家の中にたくさんモノがあるということは、それだけお金と交換した証拠。家の中にモノは入ってきましたが、その分、お金が出て行ったということです。お金に出て行かれては、お金が貯まるわけがありません。 貯めている人全員が最初からモノが少なかったというわけではなく、もともとはモノが多かったものの、処分して減らしたという人も少なくありません。売れるモノはまだいいですが、捨てるしかないモノを処分するときには、少なからず心が痛むものです。その痛みを経験することで、次に買うときに慎重になり、財布のヒモが固くなります。衝動買いやストレス買いでムダなお金を使わなくなるというわけです。 お金を貯めることを思い立ったら、まずはモノを減らしてみる お金は急には貯まりませんが、モノを減らすことは今すぐできます。「なかなかモノを捨てられない」という人も多いことでしょう。そんな人は、これから紹介するそれぞれのモノの「捨てどき」を目安にしてみてはいかがでしょうか 服 冠婚葬祭用の服は別として、1年以上着ていない服は、この先も使う見込みは少ないはず。去年の夏に着なかった服を今年の夏に着るとは、とても思えません。できれば季節の終わりごとに見直して、流行遅れになる前に売ってしまいましょう。 バッグ たくさんバッグを持っていても、実はよく使うのは2~3点に限られているのでは? 出番が少ないものには、使いにくい、重い、服とのコーデが難しい…… など何かしらの理由があるはず。よく使うものだけを残して、あとは手放してみましょう。 靴 バッグと同じように、よく履く靴は数点に限られているものです。履き心地が悪ければ、値段が高かったものでも、ブランド品でもこの先も履かないはず。履きもお手入れもせずに靴箱に眠ったままの靴はカビが生えてしまうことが多々あります。カビが生えてしまう前に売れるものは売りましょう。 下着・靴下 下着はタグの印字が薄くなったら、靴下はかかとが擦り切れたら捨てどきです。年に1回、例えば年末に総入れ替えして新年からは新しいものを身に着けるのもおすすめです。 アクセサリー 3年間、使わなかったら手放すことを考えて。アクセサリーにも流行りがあるので、流行遅れのものはこの先も出番はありません。売れるときに、早めに売った方が賢明です。 本、雑誌 読み返す機会があるもの、持っていることで心が豊かになるもの以外は手放すことを考えて。本や雑誌は図書館で借りたり、電子版を利用したりするなどして現物を購入するのは必要最小限にしましょう。 ペン インクが出ないもの、出にくいものは即処分。そもそも今どきはペンを使う機会が減っているので、3~4本もあれば十分です。 薬、サプリメント 処方された薬は、そのときに飲み切るのが原則。飲み残したものを時間が経ってから飲むのはNGなので処分しましょう。サプリメントも期限切れのものは迷わず処分して。 サンプル品 タダでもらった化粧品や洗剤などのサンプル品を、「旅行用に」ととっておいても、実際に旅行に持って行くことはほとんどないはず。サンプル品はもらったその日に使うか、もらわないようにしましょう。 食器 欠けているものは、どんなに小さい欠けでも速効で処分。1年間使わなかったものは、来年も使わないと思って処分して。 保存容器 フタがピッチリしまらないもの、においが嗅いでみてなんかにおうもの、変色しているもの、うっすらベタつくものは処分しましょう。 まとめ お金を貯めているがやっていることを真似することは、"貯め力"をつけるのに役立ちます。お金は1日、2日では貯まりませんが、モノを減らすのは今日からできます。持ち物を減らして、少ないモノで暮らすことで、貯まる生活習慣が身につくはずです。 村越克子(むらこしかつこ) フリーランスライター。学習院大学文学部心理学科卒業。編集会社を経て、フリーに。主婦を読者対象とした生活情報誌を中心に執筆。家計のやりくりに奮闘する全国の主婦を取材し、節約に関する記事を数多く手がける。執筆協力に『綱渡り生活から抜けられない人のための絶対! 貯める方法』永岡書店

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