売上高物流コスト比率は21~30%が最多。エンタメ・アパレル・アウトドアは3割超が半数、食品・飲料は10%以下
平均顧客単価で分析してみると、平均顧客単価が20001円~50000円の高単価の場合、物流費用の比率も高くなる傾向が見られた。高単価の商品を扱うEC事業者は、顧客満足度を高めるため、物流品質に投資していると見られる。
EC運用における各コストに対しての印象も聞いた。物流費用と商品原価については、それぞれ50%以上の事業者が「高くなっている」と感じていることがわかった。システム運用費、広告・マーケティング費用についても、それぞれ40%以上の事業者がコスト上昇を実感。いずれの項目においても、「安くなっている」と回答した事業者は10%未満と少数だった。