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海外ジャーナリスト的「上半期に発表された時計」ベスト5 ギズベルト・L・ブルーナー編。モンブラン、ブルガリなどがランクイン

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2020年上半期発表の新作から、時計業界を代表するジャーナリストにベスト5を選出していただいた。同時に、岐路に立たされる大規模国際時計見本市に関するそれぞれの見解をうかがった。今回は、オーデマ ピゲ、パテック フィリップ、ロレックス、タグ・ホイヤーなどについて20冊以上執筆している時計ジャーナリストのギズベルト・L・ブルーナー氏だ。

1位 モンブラン「モンブラン 1858 スプリットセコンド クロノグラフ リミテッドエディション100」

モンブランは100本限定生産の「モンブラン 1858 スプリットセコンド クロノグラフ リミテッドエディション100」に、輝くようなブルーのエナメル文字盤を与えた。タキメーターとテレメーターの目盛りによって、この時計はより一層、ノスタルジックな印象に仕上がっている。クラシカルなチタンケースのトランスパレントバックから鑑賞できる手巻きムーブメント、Cal.MB M16.31は圧巻である。正確な時刻表示と1/5秒単位での計時を可能にするため、熟練の時計師はひとつひとつ丁寧に加工された262個の構成部品を慎重に組み立てなければならない。 ラトラパント機構によってふたつの計時を同時に開始、停止し、ラップタイムを記録することができる。

2位 IWC「ポルトギーゼ・ヨットクラブ・ムーン&タイド」

直径約45mmのIWC「ポルトギーゼ・ヨットクラブ・ムーン&タイド」を所持していれば、潮の満ち引きを常に正しく把握することができる。この18Kゴールド製ウォッチを駆動するのは自社製自動巻きムーブメントで、軸を中心に規則正しく表示が行われる。小潮から大潮まで、潮の強さは文字盤を見ればひと目で判別できる。しかも、精度は100年で日差約10分/日と高い。12時位置にはダブルムーンフェイズ表示も搭載されており、北半球と南半球から見た月の満ち欠けを表示する。

3位 ピアジェ「アルティプラノ アルティメート コンセプト」

ピアジェの「アルティプラノ アルティメート コンセプト」は、コバルト合金製ケースも含め、厚さがわずか2mmである。時計師は、香箱からテンプ、脱進機構に至るまでの輪列を厚さ1.2mmの裏蓋に直接組み付ける。歯車は「フライングホイール」、つまり片持ちである。6時位置に配された蓋のない香箱は、完全にゼロから設計されたもので、セラミックス製のボールベアリングで回転する。香箱には約40時間のパワーリザーブが蓄積され、テンプは1時間で2万8800回振動する。

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