官製談合巡り市議会が“百条委員会”設置を発議も否決「調査は慎重を期すべき」
RAB青森放送
五所川原市の元副市長たちが起訴された官製談合事件を巡り市議会で調査を求める百条委員会の設置が発議されました。 採決の結果、反対多数で否決されました。 ★自民公明クラブ 木村慶憲 会長 「事件の全容解明と再発防止策を講じるために百条調査特別委員会の設置が必要であると判断いたしました」 五所川原市議会最終日の今日、野党会派が百条委員会の設置を発議しました。 市発注の工事を巡る官製談合事件では元副市長たち3人が逮捕・起訴されましたが、その後市の職員への十分な調査などが行われていないことを受け、関係者の証人喚問や入札資料の精査などが必要だとしています。 続く討論で与党会派は… ★市民の声を聞く孝志会 藤森真悦議員 「本事件の裁判はいまだ始まっておらず今後司法の場で事件の全容が明らかになっていくものと思われます」 「議会による調査は慎重を期すべきと考えます」 採決の結果、反対 9賛成 8退席が1の反対多数で否決されました。 ★自民公明クラブ 木村慶憲会長 「ほんとうに残念です」 「真相究明をしていかないとこれからの市政に関してやはり市民は疑問を抱きますよ」 百条委員会設置の発議について市は「コメントする立場にない」としています。