ド軍のスネル契約で起きた“悲劇” サイ・ヤング賞右腕に米記者同情「タフなことだ」
2021年CY賞のバーンズは今季オリオールズで15勝をマーク
オリオールズからFAとなったコービン・バーンズ投手は今季15勝をマーク。米全国紙「USAトゥデイ」のボブ・ナイチンゲール記者によると、ドジャースへの移籍を希望していたという。しかし、ドジャースはすでにブレイク・スネル投手と5年総額1億8200万ドル(約274億円)で契約。ナイチンゲール氏は「タフなことだ」と同情を寄せている。 【画像】金髪ブロンドの美人妻 純白ドレスに身を包み…幸せそうなバーンズ 地元メディア「ドジャース・ネーション」はまず、スネルのドジャース移籍について言及。同メディアのダグ・マッケイン記者の取材に対し、ナイチンゲール氏は「レッドソックスに移籍すると思っていた。レッドソックスは何としてもスネルを欲しがっていたが、彼はシアトル出身で西海岸に慣れているし、ボストンは(厳しい)ファンのこともあってタフな場所だ」と語ったという。 続けてナイチンゲール氏はバーンズについて「間違いなくあそこ(ドジャース)に行きたかっただろう。彼にとっては、タフなことだ」と同情を寄せた。さらに「圧倒的に投手有利なドジャースタジアムで投げたくない投手などいない。何よりも毎年ワールドシリーズのコンテンダーとして戦うことができるのだ」と語った。 バーンズはロサンゼルスから車で約2時間ほどのカリフォルニア州ベーカーズフィールド出身。MLB公式サイトのFA先発投手ランキングではスネルを抑えてバーンズが1位に選出されていた。野球専門の米データサイト「ファングラフス」のWARランキングではスネルが3.1、バーンズが3.7だった。2021年にサイ・ヤング賞に輝いた30歳右腕は来季、どのチームのユニホームを着るだろうか。
Full-Count編集部