井上尚弥、24日の4団体王座防衛戦が中止か… 挑戦者グッドマンが負傷と海外メディア報道
プロボクシング世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(31)=大橋=が24日に東京・有明アリーナで予定している4団体王座の防衛戦が、挑戦者サム・グッドマン(26=オーストラリア)の負傷で中止となる可能性が出てきた。米ボクシング専門メディア「ボクシング・シーン」が14日、速報で伝えた。 ◆グッドマン負傷、目の上パックリ【写真】 同メディアは「サム・グッドマンが左目を負傷、井上尚弥との試合は中止」の見出しでトップで速報。「サム・グッドマンがチャンピオンの井上尚弥と戦うことはない―少なくとも2024年には」と指摘。グッドマンは東京に向けて飛び立つ前の最後のスパーリングで左目を負傷したという。 同メディアは「井上―グッドマン戦が延期されるかどうか、また井上の2025年のプランがどうなるかは分からない」としている。また、英メディア「エブリシング・ボクシング」も公式X(旧ツイッター)で負傷したグッドマンの写真を添付し「オーストラリアのサム・グッドマンが、最後のスパーリングで左目をカットされた。グッドマン陣営は現在、試合の後日再調整を求めている」と報じた。 プロ19戦全勝(8KO)、WBOとIBFで1位のグッドマンに対し、井上は28戦全勝(25KO)。グッドマンは5月に東京ドームで行われたの井上―ルイス・ネリ戦に来場し、リングに上がって対戦をアピールしていた。
中日スポーツ