栃木県内初 日本版ライドシェア宇都宮でスタート
とちぎテレビ
タクシー会社が運営の主体となり、一般のドライバーが自家用車などを使って有料で客を乗せる「日本版ライドシェア」が13日、栃木県内で初めて宇都宮市内で始まり、出発式が行われました。 日本版ライドシェアは、タクシードライバーが不足している中、移動の手段を確保するため、タクシー会社の運行管理のもと、一般のドライバーが自家用車やタクシー会社の車両を使って、有料で客を乗せる仕組みです。 県内では宇都宮交通圏にある、宇都宮市と壬生町の6つのタクシー会社が、関東運輸局栃木運輸支局から許可を受けていて、21台が運行する予定です。 宇都宮市の矢野自動車で行われた出発式で、栃木県タクシー協会の君島孝明会長が「やっとスタートできた。県内全域に広げられるよう取り組んでいきたい」とあいさつしました。続いて行われたデモンストレーションでは、関東運輸局栃木運輸支局の吉池明人支局長が、スマートフォンのライドシェアのアプリを使って配車を依頼し、やって来た車に乗りました。 矢野自動車では、内勤などの社員3人をライドシェアドライバーに登録し、社員の自家用車3台で運用するということです。稼働時間は金曜日と土曜日の午後4時から翌朝の午前5時までとなっています。
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