日本フィル・平井理事長が復興支援を語る 福島市でとうほう総研定期後援会
とうほう地域総合研究所(とうほう総研)の定期講演会は4日、福島市のふくしん夢の音楽堂(市音楽堂)で開かれた。日本フィルハーモニー交響楽団(日フィル)の平井俊邦理事長が講演し、東日本大震災以降展開してきた復興支援活動への思いなどを語った。 平井理事長は震災直後から避難者の「心の復興」のため避難所で定期演奏会を開いた経緯を説明した。被災地域内外の交流創出や文化芸術に触れる機会をつくる「東北の夢プロジェクト」にも触れた。音楽の力を次世代につなぐには教育を推進し、地域が協働して文化振興を進めることが重要だと訴えた。 県産業振興センター、福島経済同友会の共催、東邦銀行の協賛。