堂本光一さん主演の人気舞台「Endless SHOCK」、2128回で24年の歴史に幕
2000年から上演を続けてきた歌手で俳優の堂本光一さん(45)主演の人気舞台「Endless SHOCK」が29日、東京・有楽町の帝国劇場で千秋楽を迎え、24年の歴史に幕を閉じた。制作の東宝によると、この日の公演で2128回となった。
初演以来、同作は帝劇を中心に上演。帝劇が来年建て替えのために休館することを受け、堂本さんが上演終了の意向を示していた。堂本さんは初演から主人公・コウイチを演じ、今年5月9日には、同一演目における通算主演回数で国内単独トップに立っていた。それまでは1961年から2009年に「放浪記」で2017回主演した森光子さん(12年死去)が首位だった。
終演後、堂本さんは「思い残すことはない、やりきった。ただ客席から、僕が作るエンターテインメントを欲してくれる空気をいただき、余計に何か重たいものを背負った気もする。舞台に立つことをやめるわけではない。皆さんが幸せな顔をしてくれるものを今後も作っていきたい」と話した。