日本ハム・新庄監督、「札幌ドームさん良くないですか?」2軍拠点で私見「入れ替えとかもやりやすい」
日本ハムの新庄剛志監督(52)が、2022年まで本拠地として使用していた大和ハウスプレミストドーム(札幌ドーム)について、2軍の拠点として活用してはと私見を述べた。 「(2軍の)鎌ケ谷が移転する、みたいな話がありますね。それなら札幌ドームさんが一番良くないですか? あんまり仲良くないみたいな感じでエスコンフィールドに変わったけど、仲良くならんかなって」。行き違いがあったとすれば、それは水に流してほしいと熱弁した。 新庄監督は多くのメリットを強調している。「何が一番いいかって、親子ゲームができるんですよ。調子が悪い選手がいれば、昼の2軍戦で打席に立ってタイミングを取るだけで、変わってくる。オリックスの頓宮君がやってましたね」 本拠地のエスコンフィールドからは車で数十分の近さ。北海道北広島市と千葉県鎌ケ谷市に分かれている現状と比べると、1、2軍の行き来は段違いに容易になる。 「入れ替えとかもすごくやりやすい。午前中に2軍を見に行って、ナイターで1軍の采配をしてとか。今はすぐ呼ぼうとしても来られないんですよ」と語った。 新庄監督は「采配するだけが僕の仕事じゃないので。チームのことを考えたら、面白い案だと思うけどね」。人工芝や使用料など多くの問題があることも事実だが、現場を預かる指揮官の立場から、議論が具体的に深まることを期待した。 2軍の移転について、チームは「鎌ケ谷の球団施設が老朽化している現状を鑑みれば、さまざまな検討を行うのは当然必要。しかしながら、現段階では何も決まっていない」とコメントしている。
中日スポーツ