「これといった趣味がない」10代女子のお悩みに、見つけるためのアドバイス
ラジオの中の学校、TOKYO FM「SCHOOL OF LOCK!」。1月26日(火)は、『掲示板逆電』をテーマに放送。番組の掲示板に届いた書き込みから、パーソナリティのさかた校長とこもり教頭が気になるものを取り上げ、電話をつないでリスナーから直接話を聞きました。そのなかから、高1の女性リスナーとのやり取りを紹介します。
さかた校長:我が校のウェブサイトには、学校掲示板という自由に何でも書き込める掲示板があります。今の気持ちだったり嫌なことだったり楽しかったことだったり、いろんなことを書き込んでもらっています。 こもり教頭:なのでこの学校では、学校掲示板のことを“ウェブの中の教室”と呼んでいます。 さかた校長:学校掲示板のたくさんの書き込みの中から、俺たち2人が「話を聞いてみたい!」と思った生徒に電話をしていく授業、それが『掲示板逆電』です!
――高1・女性リスナーの書き込みを紹介
【今、私には悩みがあります。それは、これといった趣味がないことです。この前、学校で「自分の趣味を紹介しよう」という授業があったのですが、これといった趣味が思いつかず、いまだに提出できていなくて困っています。何かおすすめの趣味はありますか?】(16歳女性) こもり教頭:もしもし! 書き込みを読ませてもらったんだけど、『趣味を紹介する授業』ってどういうものなの? リスナー:担任の先生がみんな趣味を知りたかったというのと、高3になったら書くことになる調査票の練習で書いたんですけど……趣味が何も思いつかなくて、1時間かかっても何も書けませんでした。 こもり教頭:周りの友達はどうだったの? リスナー:映画とか絵を描くこととか書いていて、早い子だと15分くらいで提出していました。 さかた校長:いままでに、ハマったものとか好きになったものとかないの? リスナー:けっこうあるんですけど……小学校のときに『スプラトゥーン』というゲームに1年くらいハマっていたんですけど、中学進学と同時にやめてしまったんです。勉強についていけなくて。 こもり教頭:やっている時間が見つけられなくなっちゃったんだね。そのほかには……読書とかは? リスナー:1回漫画にもハマったんです。 さかた校長:え? 漫画なんて永久にハマれるだろ?! 何が好きなの? リスナー:『からかい上手の高木さん』という漫画が好きで……。 さかた校長:面白いよね! リスナー:はい。漫画を10巻くらい持っているんですけど、飽きてしまって……。 こもり教頭:ちょっと飽き性チックなところはあるの? リスナー:そうですね。 こもり教頭:なるほどね……そもそも、趣味を持つのって大事だと思います? さかた校長:無理くりに作らなくてもいいと思うけど……。俺も漫画が好きだし、音楽やお笑いも好きだけど……趣味の良い所って友達が増えるのよ。今、お前と『からかい上手の高木さん』の話をしようと思えばできるし、年齢とか関係なくひとつ共通のテーマがあるだけで急にしゃべれるんだよね。友達を作るきっかけに、趣味はめちゃくちゃいいと思うよ。 リスナー:はい。