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期待の星CLTって何? 池上さんがSDGsを解説

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テレビ朝日系(ANN)

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 持続可能な社会を目指すSDGsの取り組みが日本でも広がり始めています。そこでシリーズSDGs、3日目のキーワードは「期待の星CLT」です。  池上彰:「16日は岡山県真庭市のバイオマス発電所についてお伝えしましたが、その立役者となった銘建工業の中島さんは、ある工場を4年前に本格稼働させました」  CLTのパネルです。非常に大きいです。横幅が11メートルもあります。  福田成美:「CLTと初めて聞きましたが、何なんですか」  池上彰:「CLTというのは、Cross Laminated Timberの略で間伐材などを縦、横、交互に重ね合わせて作ったパネルのことです。この素材の良いところは軽いだけでなく、コンクリート並みの強さも持っている点です。建築用の資材などとして森林活用の期待の星になっているのです」  CLTには小さな木材を組み合わせた板が使われているため、単体では建築資材としての価値が低い間伐材なども有効的に活用できます。  池上彰:「真庭市はバイオマス発電やCLTなどで間伐材を積極的に利用しています。実は、それが森林そのものの再生にもつながっているのです」  元々、真庭市は木材の町として栄えていましたが、高度成長期以降、安い輸入木材に押されて林業が衰退し、山は荒れていったと言います。それが今では間伐材などが買い取られることで林業が復活し、山もかつての手入れされた明るい姿を取り戻しつつあるのです。  銘建工業・中島浩一郎社長:「循環が起きることをすれば、山は永遠に価値を生む。宝の山になると思っています」  池上彰:「一方、こちらは間伐材が放置され、手入れをしていない山林です。日中も光が入らず、下草もほとんど生えません。雨が降ると土砂が流出し、災害の原因にもなります。間伐材を積極的に利用することは土砂災害を防ぎ、人の命を救うことにもつながっているのです」

テレビ朝日

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