「ひとりじゃないと思える」 林ゆめが貴重写真とともに明かす“北海道愛”
人見知りだけど活発な子ども…ハマっていたのは「SASUKE」ごっこ
「世界で最も美しい顔100人」に2019年、20年の2年連続でノミネートされるなど話題のタレント・林ゆめ。彼女をひもといて見えたのは、出身地である北海道に対する比類なき“地元愛”だった。 【写真】林ゆめが初公開! 貴重な3歳当時の愛らしいショット(本人提供) 1995年10月18日、林は北海道富良野市に生まれた。ラベンダー畑が有名なこの地で、広大な自然に囲まれてのびのびと育った。 「小学生くらいまではすごく人見知りでした。仲良くなれば打ち解けてしゃべるんですけど、やっぱり田舎なので、幼稚園から高校まで同じという人が多くて、深い仲の友達が多いですね」
そして林はとにかく外で遊ぶ子どもだった。小学生の頃は外でばかり遊んだ。 「SASUKEってあるじゃないですか、テレビの。あれごっことかやってました(笑)」 TBS系で不定期に放送される「SASUKE」。さまざまなギミックが仕掛けられるステージを身一つで突破していくスポーツ・エンターテインメントだ。当然、あんな仰々しいセットが町中にあるはずがない。 「マンションの駐車場とかで、壁を登ったりしていました(笑)」 運動神経はもともと良かった。小学校でミニバスケットボールを始めると、これにも熱中した。
「バスケは小学校と、あと高校で社会人バスケもやっていました」 高校では社会人バスケの活動の傍ら、男子バレーボール部のマネジャーを務めた。変わらず活発に青春を謳歌(おうか)した林。この頃になると、漠然と芸能界への淡い憧れを抱くようになる――。
半年間のアルバイト生活、姉のつてで東京へ
「世界で最も美しい顔100人」に2年連続でノミネートされている林。その美貌は折り紙付きだが、自分が“かわいい”ことを認識したのはいつなのか。素朴な疑問をぶつけてみると、彼女は困ったようにはにかんだ。
高校卒業後は北海道内の大学に進学したが、中途で自主退学をした。自分の進路に悩み、人生の幕間ともいえる期間を経験する。
すると、それまでに育んできた人とのつながりが、思わぬかたちで活路となった。 「半年間くらいアルバイトで暮らしていたんですけど、やっぱり親が心配するじゃないですか。就職先を見つけようと思っていたら、ちょうど姉の知り合いが働いている会社が人を探していたので、受けてみて、そこに入りました。それが今勤めている会社です」 就職が決まり20歳で上京し、都内のIT企業で働き始めた。林は現在も、芸能活動の傍ら会社員として働いている。美容系アプリの担当で、主に経理の仕事をしている。