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年金受給額はいくら?40代・50代・60代の平均貯蓄額からみえる未来とは

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LIMO

年金の受給開始年齢は、原則65歳から。しかし、60~64歳など早めにもらう「繰り上げ受給」や、受給開始年齢を70歳まで遅らせる「繰り下げ受給」など、1ヵ月単位でもらい始める時期を調整することができます。 しかし、一体どのくらい年金がもらえるのか、いくら貯金しておけばいいのか不安を抱えている方も多いことでしょう。 40代・50代・60代の平均貯金額と年金額から、老後を見据えた資産形成について考えてみました。

気になる年金受給額はいくら?

年金は主に全員が加入する「国民年金」と第2号被保険者が加入する「厚生年金」の2階建て。日本年金機構が令和2年4月1日公表した「令和2年4月分からの年金額等について」によると、令和2年4月分(6月15日支払)からの年金額は昨年度と比べ0.2%の増額となりました。その年金額の一例がこちら。 国民年金:65,141円(老齢基礎年金 満額1人分) 厚生年金:220,724円(夫婦2人の老齢基礎年金を含む標準額) 年金を繰り上げて早くもらう場合は一定の率で年金が減額され、繰り下げる場合は増額されます。 一方、老後必要な毎月の生活費はどのくらいをイメージしていますか? 公益財団法人生命保険文化センターが全国の18~69歳男女4,014人を対象に調査した「令和元年度 生活保障に関する調査」によれば、夫婦2人が老後をすごすための最低日常生活費は平均22.1万円だそうです。趣味やレジャーなどを加味すると、さらに平均14万円ほどかかるとのこと。ゆとりある老後生活を送るためには月平均36.1万円ほど必要ですが、年金でまかなえない分は貯蓄からまわすことになります。

40代・50代・60代の平均貯蓄額は

それでは、気になる40代・50代・60代の平均貯蓄額はいくらなのでしょうか。金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯調査](令和元年)」掲載の「金融資産保有額(金融資産を保有していない世帯も含む)」から、世代別の平均貯蓄額、および中央値をみてみましょう。 40代:694万円(中央値365万円) 50代:1,194万円(中央値600万円) 60代:1,635万円(中央値650万円) 中央値とは、データの並びで中央にくる値のことです。一般に、平均値よりも中央値のほうが身近な値と感じることが多いでしょう。60代でも貯蓄額の中央値は650万円と、平均よりもかなり下回っている現状が分かります。 退職金などまとまった収入もありますが、ここでは貯蓄650万円のみで単純計算してみましょう。その場合、夫婦2人で約22万円の年金を受け取ったとしても、ゆとりある暮らしをすると約3年8ヵ月で貯金は底をついてしまうことになります。節約した生活を送っても、老後30年ともいわれる超高齢化社会では、いっさい余裕のないギリギリの家計運営となってしまうおそれがありますよね。

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