731部隊に加担した陸軍病院の重要資料が初公開 中国
【8月9日 CGTN Japanese】中国黒竜江省(Heilongjiang)ハルビン市(Harbin)の侵華日軍第七三一部隊罪証陳列館は5日、同省牡丹江市(Mudanjiang)で開かれた「侵華日本軍細菌戦と毒ガス戦学術シンポジウム」の場で、「日本軍ハルビン第一陸軍病院原簿」を外部に初公開しました。この書類は、陸軍病院の形態や業務に関する全面的な情報を含んでおり、生体解剖という犯罪行為に日本の陸軍病院が加担していたことを研究する上で、重要な意義を持つ資料とされています。 侵華日軍第七三一部隊罪証陳列館の研究者である金士成氏は、「日本軍ハルビン第一陸軍病院は日本軍が中国東北部に設立した最大の陸軍病院だ。当時の先進的な医療機器と手術室を備え、負傷した患者の入院や移送の機能を担っていた。この『日本軍ハルビン第一陸軍病院原簿』には、同院が設立された1941年7月16日から1945年10月11日までの、人員や住所、構成などの情報が詳細に記録されている。主要な帳面と副次的な書類の合わせて17部、36ページからなる非常に貴重な資料だ」と紹介しました。(c)CGTN Japanese/AFPBB News
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