【簡単キンパ】“巻きす”がなくてもラップがあれば大丈夫!?〈巻き方のコツを解説〉
今回は「キンパ」に挑戦!ハードルが高すぎる「巻きすで巻く」プロセスを、プロが簡単にサクッとできる方法を伝授してくれました。 〈画像で見る〉具材ののせ方も大事!「キンパの作り方」
【登場人物】
教えてくれるのは……小田真規子さん 料理研究家 教わるのは……オギ エディター
巻きすがなくてもラップがあれば大丈夫!
小田先生 具材は、カニカマやランチョンミートなど、市販のものを切っただけのお手軽なものをそろえました。形が均一で、ボロボロとこぼれたりせず巻きやすいのも大事なポイントです。 オギ 巻きすを使わないだけじゃなく、具材もメシマズ仕様にしてくれるなんて……先生の寄り添い力に感動です!
小田先生 では、ごはんにゴマ油と塩を混ぜていきましょう。しゃもじで切るようにしっかり混ぜてくださいね。
小田先生 そして、巻きすの代わりになるラップを、まな板の上に敷いて……。
小田先生 海苔を横長になる向きにして置きます。
小田先生 海苔の上に、1本分の分量のごはん(150g)を、ごく薄~く均一にのせていきます。 オギ ごはんは、こんなに薄くのせるんですね。自分で作ったときは、明らかにごはんが多すぎました……。
小田先生 ポイントとしては、海苔の向こう側を2cmほど空けること。この余白がのりしろの役割を果たします。余白がないと、巻いているうちに斜めにズレたとき、ごはん同士がぶつかり合って巻き込んでもくっつかなくなってしまうんです。 小田先生 手前側も1cmほど余白を作っておくと、多少巻き方がズレても失敗しにくくなります。 オギ こんなに丁寧にごはんを広げるんですね……。
小田先生 では、具材を「ごはんの中央」を起点に、手前に向かってのせていきましょう。 小田先生 具材を適当に置くのはNG。巻きやすくするには、バラバラと散らばりやすい具材、今回で言えばたくあんの千切りから置き始めること。そして、キュウリなどの硬めの具材を最後に置くのがポイントです。硬いものが上にあると、巻き始めたときに芯の役割を担ってくれるので、巻きやすくなるんです。 オギ 確かに過去1回の経験から言うと、最初のひと巻きがヘニョヘニョだと、ちゃんと巻けているかわからず不安だし、具材がまとまらずバラっとしやすかったです。 撮影/国井美奈子 監修/小田真規子 イラスト/大窪史乃 取材・文/伊藤彩子 Edited by 西村 美名子
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